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10月23日 Government Decentralization 民営化の目的

昨日に続いて、今日の #ドラッカー365の金言 text は、『 #断絶の時代 』 10章 #政府の病患  1969年版では314〜319ページより。

今日のテーマ:
#Government_Decentralization
#民営化の目的

今日の金言:
#民営化の目的は政府の再生にある

今日のACTION POINT:
#政府の行っていることであなたの組織あるいはあなた自身が引き受けられることを起案してください

小さな政府を望ましいと感じている私としては、政府の業務としては、国防・警察・消防・インフラ整備維持にとどめ、民間への関与や徴税などは最小にして、民間に活力を与える態度を好ましく感じています。

いわゆる、非効率、と呼ばれる業務については、
1)民営化して採算合わないことを確認して廃止する
あるいは、
2)インフラ整備や国防など安全保障に関わるものは採算よりも投資として行政が行うべき中核事業とする

の2択しかないんじゃないかな。

というか、行政はプロフィットセンターではなく、基本コストセンター。なので、赤字部門であり、行政活動が国益という成果に寄与することになるかどうかは、当初は不明なのです。

企業の成果は、当該企業内にいる人とか、当該企業の統制範囲内にあるものによって左右されているのではない。当該企業外にいる人=市場経済においては顧客、統制経済においては政府当局、によって左右されているのである。企業の努力が経済的な成果として実るか、それともそれだけの浪費とオシャカになってしまうかを決定しているのは、常に、当該企業外にいる人なのである。

『創造する経営者』1966年版 14ページより

上記定義を政府に類推して当てはめれば、

政府の努力が成果として実るかどうかは、政府内職員とか政府の統制範囲内にあるものによって左右されるのではなく、政府外にいる国民や企業によって決定される

ということになろうか。

お客様に目線を合わせよう、と思います。
今日もお元気で。


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