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「変化よりも安定継続」を実現するには 7月21日 Innovation in Public-Service Institutions 社会的イノベーション
“市民社会から消費者社会に変わった現在、行政サービスのバグを修正するのが政治家の役割になるのではないか“
社会の変化によって、行政サービスや制度も変化させていかなければならない。これまでは日本国が侵略戦争を行うことを禁じた憲法9条ですが、わが国が侵略される、という前提がなかったので、そういう規定がない。行政にバグが見つかった場合、イノベーションを行うことが求められる、とドラッカーが記している。
行政のみならず、企業内でも経理部門とか管理部門といった部署は、変化を嫌います。いつも同じことを繰り返し行うことを好みます。変化を持ち込むと抵抗します。
#7月21日
#Innovation_in_Public_Service_Institutions
#社会的イノベーション
#これまでの社会的イノベーションのほとんどは関係者以外か何らかの破局によってもたらせている 。
政府機関、学校、病院、教会、地域団体、慈善団体、職業団体、経済団体、労働組合などの社会的機関も、起業家としてイノベーションを行なわなければならない。むしろ企業以上に起業家的でなければならない。
それら社会的機関にとって、今日の社会、技術、経済の変化は、企業にとって以上に脅威であって、しかも機会である。ところが、社会的機関がイノベーションを行うことは、最も官僚的な企業と比べてさえ難しい。既存の諸々のことが、企業の場合よりもさらに大きな障害になる。
あらゆる社会的機関が、大きくなることを好む。利益という評価手段がないために、規模をもって評価基準とし、成長それ自体を目標とする。もちろん、なすべきことは常に多い。しかも社会的機関では、既存の事業をやめることや、新しい事業を始めることは、いずれも異端とされる。少なくとも耐えがたい苦痛となる。
事実、これまで行なわれた社会的なイノベーションのほとんどは、関係者以外の者によって、あるいは何らかの破局によってもたらされている。アメリカの近代大学にしても、19世紀半ば、それまでの大学が陳腐化し学生を集められなくなって、ようやく生まれた。
ACTION POINT
#社会的 、#技術的、 #経済的な変革をもたらす新しいことを始めてください 。
『 #イノベーションと起業家精神 』14章 公的サービス機関の起業家精神 301~317ページ(1985年版)より
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