岸田首相のリーダー像とは? 4月12日 Fake Versus True Leaders 本物のリーダー
本日のテキストは、『「経済人」の終わり』1969年版序文より。
今日も #ドラッカー #365の金言 でランチタイムを楽しめたらと思います。
本日 #4月12日 金曜日 のテーマは
#Fake_Versus_True_Leaders (ニセモノのリーダー vs 本当のリーダー)
#本物のリーダー
#1939年当時人々にできたのは望み祈ることだけだった 。
#現実を直視してください 。
#直面することを避けてきた脅威にはどのようなものがありますか 。
#それらの問題を解決するための計画を今日立ててください 。
ドラッカーは、ヒトラー、毛沢東、スターリンらのカリスマ型リーダーを否定し、チャーチルリーダーシップの重要な点として、次のように記しています。
1939年には、本物のリーダー不在で「1939年当時、人々にできたのは望み祈ることだけだった」ようですが、2024年の今日、私たちにできることは望み祈ることだけでしょうか?
総裁選の際に“総理になってやりたい事は?”と聞かれ“人事”と答えた岸田首相は、裏金問題で清和会と二階派を政権や党の要職から外し、処分しました。特に、政敵と言われた清和会を完膚なきまで叩き潰す処罰は己の宏池会の無処分とは対照的で、不公正だと言う声も上がっています。しかし、そんな声などお構いなしです。やられた方の二階派、清和会側から宏池会への反撃や叛逆が起こることもなく、党内は今や岸田首相の言うなり、独裁体制になっているように見えます。
これは、人事権を握って、ソ連政府の中で独裁を成し得たスターリンや中共の習近平が権力を掌握したのと同じです。
もしかしたら、岸田首相は、スターリン、毛沢東にシンパシーを感じ、彼らが行なったような党内経営を行おうとしているのではないでしょうか。
スターリンや習近平にリーダーシップがあるかというと、それは、確かにリーダーでしょうが、独ヒトラーと同じく己の野心実現のために国民だろうと側近だろうと異民族であろうと大量虐殺を繰り返した独裁者です。
それは、ドラッカーが望むリーダー像とは真逆のものです。岸田首相がどのようなリーダー像で行動しているのか、観察したいと思います。午後もやっていきましょう。良い週末を!