4月21日 Sloan on People Decisions スローンの人事
今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、『傍観者の時代』 1979年版では 専門経営者アルフレッド・スローン 433〜434ページより。
GMの名経営者、スローン氏大好きドラッカー、ということで、再び登場、ということでしょうか。
#4月21日 日曜日のテーマは、
#Sloan_on_People_Decisions (人事に関してスローン氏の考え方)
#スローンの人事
今日の金言:
#正しい人事のために4時間をかけなければあとで400時間とられる 。
ACTION POINT :
#採用 、 #異動 、 #評価などの人事を最も重視してください 。
ドラッカーから見て、取るに足らない下部の部署マネージャーを誰にするかについて長時間討議していたGMの役員会。
スローン氏の見方は全く異なっており、「あのポジションこそ要だ」「だからこそあのポジションを誰にするか、最適な人物を選ばなければならない」ということだったようです。
どの会社にも「要」のポジションがある。
トップマネジメント、というより、日々の業務をスムーズに運営するのに欠かせないマネージャー職のこと。
もちろん、どのポジションも重要ですが、野球で言えば、センターラインと言われる、キャッチャー、セカンド、ショート、センターのポジションは守備の要と言われています。
企業組織も同じです。
実務経営者のスローン氏だからこそ、組織ピラミッドの上席だから、という理由で鼎の軽重を問う訳ではなく、実務にも通じていたからこそ、どのポジションが重要か、そして、そのポジションに誰を当てるか、について考え抜いていたのではないか、と思われます。
あなたのポジションも、もちろん、適材適所ということで、そのポジションについておられることと思います。そのポジションの役割を果たすことは大切です。
来週も良い1週間となりますように。