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4月10日 Crisis and Leadership リーダーシップと危機
おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言 から始めましょう。
本日 #4月10日
テーマは、#Crisis_and_Leadership
そして、本日の金言は、、、
#いかなる組織も危機に襲われる 。
#そのときがリーダーに頼るときである。
20世紀最高のリーダーがウィンストン・チャーチルだった。しかし、1928年から40年のダンケルク撤退までの12年間、チャーチルは閑職にあって、ほとんど無視されていた。時代が必要としていなかった。万事が平穏だった。少なくともそう思われていた。そして危機に襲われたとき、ありがたいことに彼がいた。
幸か不幸か、いかなる組織も危機に襲われる。必ず襲われる。そのときがリーダーに頼るときである。
リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。回避するためでなく備えるためである。危機の到来を待つことは責任の放棄である。暴風雨を予期し、先手を打たなければならない。災厄の到来を防ぐことはできない。だが、それに対処すべき態勢の整った組織、すなわち士気高く、とるべき行動を知り、自信に溢れ、互いに信じ合う組織をつくることはできる。
訓練において重要なことは、将校への信頼を兵士にしみ込ませることである。信頼なくして戦うことはできない。(『非営利組織の経営』)
ACTION POINT
今日のテキストは『非営利組織の経営』第2章イノベーションとリーダーシップ>変化は機会(9〜10ページ)。
ここ10年間、我々は大地震・津波、台風に、そして1月にはフンガトンガ火山噴火による津波、と災害が続いています。もしかしたら、噴火のため、冷害により米不足が生じるかもしれません。また、疫病蔓延でこの2年は駅やオフィスまで閑散になり、これまでの出店成功パターンが崩壊し、変化に向かえない企業は苦戦しました。
さらに、2月24日、ロシアが戦争を起こし、その影響からか、物資・燃料・食糧が上がり、グローバル経済は分断化。ロシア・中国ブロックと英米ブロックと二分化された中で、インフレ・値上がり・円安。。。
70年代のオイルショックが再現されるような事態にも。。。
対策を、と評論家やコメンテーターらが語るときに、違和感を覚えるのは、「あなたはどの立場からものを言っているのか?」という点です。
さて、ドラッカーは、「問題解決しようとするな、機会を見つけろ」(「創造する経営者」)と言っています。
「危機」と捉えるか、「機会」と捉えるか、で、次の一手が違うわけです。
ここで思い出すのは、30年間フィリピン・ルバング島で戦士として篭っていた小野田さんのことです。
過酷な戦場体験ののち、日本に戻って、多額な寄付金を得ながらも、全額靖国神社に寄付したという。
その後、すぐにブラジルへ移住し、次兄と共に牧場経営に従事し、成功させた後、子供たちの健全指導として「小野田自然塾」を開き(なんと事務局が仙台市内にあるそうです)、晩年は講演活動や教育活動に従事した生き方は、戦前・戦中・戦後・帰国・ブラジル渡航・再来日と節目節目の中で、問題ではなく機会を求めて挑戦した生き方だったのではないかと思います。
今日を変えていこう。愛を込めて。
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