年金受給者は弱者ばかりではなく、己の立身出世のため日本経済を破壊した元経営幹部も少なくない。彼らの失政の尻拭いをさせられるのは、もうごめんだ。 2月24日 Legitimacy of the Corporation 企業内の権力の正統性
2月24日 土曜日になりました。
今日の #ドラッカー365の金言は
#Legitimacy_of_the_Corporation (企業の正当性)
#企業内の権力の正統性
本日のテキストは、手元にある1965年版の『 #産業人の未来 』>第4章 #20世紀の産業的現実 (106ー107ページ)より。
↓
#権力は正統でないかぎり永続しない 。
#あなたの組織にとって独裁的な国や無政府状態の国で事業を行なうことの意味を考えてください 。
大衆は反逆しない。しらけるのみである。自由にともなう責任から逃れるだけである。自由とは、そこに社会的な意味がなければ負担と脅威以外の何ものでもない。
およそ80年前の1942年に発表された、ドラッカーの2作目『 産業人の未来 』に記された大衆のしらけた態度は、まさに、今の日本の「支持政党なし44%」に写っている現実ではないだろうか。
確定申告のこの時期に、財務大臣が政治家の脱税を認めるような発言をして、誰が納税したくなるものかと、インフルエンサーの池田信夫氏。
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アホらしいと、逃げる大衆。
自由にともなう責任から逃れるだけである。
ドラッカーが記した通りになっている。
今の高齢者の中には、やりたい放題やらかして、その後始末を私たち就労世代に尻拭いさせている輩もいる。
去年記したことだが、
80年代の日米経済摩擦に敗れたサラリーマン経営者が、己の立身出世のため「だったら次は中国だ」と90年代日経新聞に踊らされ、「今こそ進出だ!」とハニトラ受けて巨額投資。その失敗の数々が30年後のいま、あらためて明らかとなって、国力の差となって愕然とする。
当時決定したサラリーマン経営者は、すでに定年退職していてもはや逃げ切り済。巨額な退職金もらって、子会社の会長や役員もやって、今は年金もらって悠々自適。
もはや撤退しようにも、時すでに遅し。残っても、物理的な財産も、知的財産も特許も抜かれ、残ってるのは負債だけ。
そのツケを今の経営陣と社員が尻拭いする羽目に。
30年も前の、己のことしか考えなかった愚かな経営者がしでかした尻拭いを、なんで、私たちがしなくちゃいけないんだろう?
その重荷を私たちに背負わせて、手枷足枷させた上で、
「30年間、日本が成長できないのは君たちの責任だ」と私たちに
つけ回しして若手を潰してきたんじゃないかな。
こうした「暴走老人」らがやりたい放題撒き散らかしてきた後始末を、
今の現役世代の私たちは粛々と後片付けしている。
それはなんのためか。未来の私たちの後継者たる、次世代の日本人がより幸せになってほしいからです。
今あるのは、暴走老人らの次のような古い世界観です。
欲とエゴまみれの国際機関や組織、己の宗教の発展しか考えていない異教徒の民、全体主義で世界を己の手の中に支配したい隣国らの野望。弱肉強食を是とする動物同様の価値観・世界観。
こうした古く悪き価値観がいつまでも跋扈するような社会ではいつまで経っても世界は不幸でしょう。
先代がやらかした後片付けを今日も粛々としていきます。でも、私たちの次の世代の方々には、この後始末はつけ回しません。次世代の皆さん方がより良く生きることができるような社会にすることが、現役世代の望みです。
お読みくださり、ありがとうございました。
ということで、今日もよろしくです。
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