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フジテレビに損害賠償が必要なのは、文春だけなのか? 1月30日 Terrorism and Basic Trends トレンドを機会とする
「スンマヘン、記事訂正しときますわ、てへぺろ」って言ったかどうかわかりませんが、フジテレビ問題、文春記事を前提に10時間も詰めるような記者会見に参加された皆さん、お疲れ様でした。
フジテレビ側としては、損害賠償ナンボになるんだ?みたいなターンになって、文春側は真っ青になっていることと思います。この記事訂正で騒動はどうなっていくんでしょうか?
そして、ジャーナリストというテイの活動家の皆さんもどうなっちゃうのか?
社会的信用低下→株価下落→企業買収って、裏でシナリオ書いてた方々も気が気じゃないですね。「ハゲタカ」いう小説がありましたが、外資と都銀が組んだ企業買収っていう吉兆や林原のパターン?とか勘繰っちゃいますね。(SFやでx3回)。
そもそも、最初の記事は、文春じゃなくて女性セブンの記事だったなんて、覚えてないですね。女性セブンを発行する小学館さんには、ツッコミないのかな?
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文春も小学館も記者会見が必要ですね。がんばっていきましょう。
「いい会社にしたい」「良いマネジメントにしたい」「搾取しないで、稼ぎたい」など後藤へのマネジメントやマーケティング相談は、「クリエーターへのお問い合わせ」からどうぞ。
さて、今日の #ドラッカー365の金言 テキストは 21年前に発表された #ドラッカー の実質ラスト作、2002年発刊 『 #ネクスト・ソサエティ 』 #はじめに vii〜viii より
今日のテーマ:
#Terrorism_and_Basic_Trends (テロリズムと基本トレンド)
#トレンドを機会とする
今日の金言:
#日々の出来事を超えたトレンドを事業の基盤としなければならない 。
今日のACTION POINT :
#あなたの事業が前提としている基本的なトレンドを3つあげてください 。
#それらのトレンドはこれからも続くと考えますか 。
テロリズムと基本的なトレンド
〜組織のマネジメントは、今日の見出しに関わらず、続く基本的かつ予測可能な傾向に基づいていなければなりません。
2001年9月のテロ攻撃とそれに対するアメリカの対応は、世界の政治を根本的に変えました。特に中東では、今後数年間混乱が続くことは明らかです。組織の管理(ビジネス、大学、病院のいずれであっても)は、今日の見出しに関わらず続く基本的かつ予測可能な傾向に基づいていなければなりません。それらの傾向を機会として利用する必要があります。これらの基本的な傾向とは、次世代社会の出現とその新しい前例のない特徴を指しています。特に、
・若年人口の世界的な減少と「新しい労働力」の出現
・製造業が富や雇用を生み出す手段としての着実な衰退
・企業の形態、構造、機能、そしてそのトップマネジメントの変化
大きな予測不能な驚きが起こる時期には、これらの不変の基本的な傾向に基づいて戦略や政策を立てるだけでは自動的に成功を保証するものではありません。しかし、それをしないことは失敗を確実にします。
アクションポイント:
あなたのビジネスが基づいている3つの基本的な社会的な傾向を書き出してください。それらの傾向は今もなお存在していますか?
2002年の段階で、ドラッカーは、次の指摘をしていました。
「新しい労働力」(The New Workforce)は、次世代社会の中で生じる労働力の変化を指す概念で、以下のような特徴や傾向があります:
1. 教育とスキルセットの変化
高度な教育: 新しい労働力は、より高い教育レベルを持つことが一般的。大学教育や専門的なトレーニングが求められることが多く、持続的な学習が必要。
多様なスキル: テクノロジーの進化に伴い、技術的スキルだけでなく、批判的思考、問題解決、創造性、コミュニケーションなどのソフトスキルが重要。
2. テクノロジーへの依存
デジタルネイティブ: IT技術に精通した世代が労働力の中心となり、クラウドコンピューティング、AI、ビッグデータなどのテクノロジーを日常的に使用します。
自動化とAI: 労働者は、自動化や人工知能と共存し、これらの技術を仕事に統合する能力が求められます。
3. 柔軟な働き方
リモートワーク: 場所に依存しない働き方が増え、リモートやノマドワーカーが一般的。テクノロジーがこのトレンドを支えています。
ギグエコノミー: フリーランスや契約ベースの仕事が増え、従来のフルタイム雇用から離れ、プロジェクトごとの仕事が増加。
4. 多様性とインクルージョン
異文化理解: グローバライゼーションにより、多様な文化背景を持つ人々と共に働くことが増え、異文化理解が重要。
ジェンダーと多様性: 性別や人種、年齢、バックグラウンドの多様性が労働市場に反映され、インクルージョンが重視される。
5. 価値観の変化
仕事とライフバランス: 新しい労働力は、仕事だけでなく、個人的な満足や生活の質を重視し、ワークライフバランスを求める傾向があります。
目的意識: 単に収入を得るだけでなく、仕事に意味や目的を見出すことを重視し、社会的インパクトを考慮する。
6. ライフステージの変化
長期的なキャリア: 高齢化社会では、退職年齢が遅れる傾向があり、労働者は長期にわたるキャリアを構築する必要がある。
キャリアの流動性: 一つのキャリアに縛られず、異なる業界や職種間でキャリアチェンジをする柔軟性が求められます。
7. 健康とウェルビーイング
メンタルヘルス: ストレス管理やメンタルヘルスの重要性が認識され、健康的な働き方が求められる。
フィジカルウェルビーイング: 身体的な健康も重視され、企業は健康管理プログラムやエクササイズの機会を提供する。
8. 技術革新の推進者
イノベーションの担い手: 新しい労働力は、企業のイノベーションを推進する存在であり、既存のビジネスモデルやプロセスを改善する役割を果たします。
この「新しい労働力」は、従来の労働力構造から大きく変化しており、企業や組織はこれらの新しい特徴に適応し、それらを活かすことで競争力を維持する必要があります。
日本では、バブル崩壊10年後のタイミングで、機会とするべき、この大きな流れそのものを堰き止めて、団塊世代の失敗が生み出した、巨額損失のツケを、自分らの子供達の団塊ジュニア世代にまわした結果、2025年現在の40〜50代前半の世代である就職難の氷河期世代になってしまい、彼らは、家庭を持つことができず、本来、子沢山となるはずだった、ゆとり世代、z世代を縮小させ、結果的に、日本人を減らし、移民を増やす政策に貢献しています。
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その上、彼らは、公共料金をまけろ、だの、バス料金無料にしろ、医療費負担はそのままにせよ、とか、わがまま放題。
先日開かれた札幌市「敬老パス事業縮小」に関する公聴会の模様がアップされていましたが、高齢層が若年層を引き上げよう、とか、若い世代に引っ張ってもらって行って、自分たちは、陰から支えよう、ではなく、逆に「もっとくれ」というあり様に、「地獄界に落ちた餓鬼」を見ました。高齢者には、徳を積んだ仙人のような姿を期待していた自分は大いに幻滅しました。歳老いていって、稼げなくなり、貧困に陥ってしまった高齢者のことを笑えませんが、ああはなりたくない。人生の終末期に3000万だか、4000万の貯金がないと生きていけない、という話がありましたが、福祉といえども維持できなくなるのが、わかっているのに、先送りして、国の発展を妨げてきたことから、即時転換しないと、本当にドツボると危機感を抱いています。
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ものづくり太郎さんも、思い切った動画アップされてます。
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フジテレビだ、文春だ、女性セブンだ、なんてやってて、
日本、大丈夫か?
大谷翔平やポケモンだけじゃなくて、
新しい産業作って、外貨稼がなきゃ、
この国沈没しちゃうよ、このままじゃ。
追伸、上田せんせー、
製造業が富や雇用を生み出す手段としての着実な衰退
って大事な部分の訳を「製造業の変身」ってだけ翻訳したの、
さすがに超訳過ぎるでしょ。
いくら経団連だからって、ここで、製造業への危機をしっかりドラッカーの提言通り、書いてくれなきゃ。確かに、本書の30ページ以降に、「製造業のジレンマ」って訳してるからいいじゃんってことかもしれないけれど、上田センセーのせいで、日本の製造業のイノベーションが10年も20年も遅れてしまったとしたら、、、(流石に言い過ぎですね、ごめんなさい)。
でも、2002年の時点でのドラッカー提言をすぐに日本企業や政府が受け止めていたら、多少、局面は変わっていたかもしれません。(たら、レバ話ですいません)
ということで、今日もお元気で!
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