今日のテキストは、『非営利組織の経営』第2章 イノベーションとリーダーシップ>リーダーを見つける(2007年版だと17〜18ページ)から。
今日も #ドラッカー #365の金言 からスタートしていきましょう。
本日 #4月5日 金曜日 のテーマは
#Picking_a_Leader
#リーダーの発掘
ドラッカーのリーダー選出基準はシンプルです。「わが子をその人の下で働かせたいと思える人かどうか」。
それだけです。
YESならリーダー。NOならリーダーには向いていない。
多くの企業や組織でも、リーダー選出基準は似たり寄ったりではないでしょうか。
成績も重要ですが、人格面も重視されています。
ただし、今は人手不足。いや、人口減少により、人手よりも人材が不足している時代です。特に、これからのリーダー層たる優れた人材はより一層不足している、という声が私にまで届いています。
リーダーは求人募集しても見つからない時代です。なぜなら、「私はリーダーでした!」「リーダー適任です!」と声だかに主張する人こそ自己顕示欲が強いサイコパスが多くリーダーに不向きだからです。
昨日、川勝知事の臨時記者会見をご覧になりましたでしょうか?
産経新聞に全文が紹介されていましたので以下転記いたします。
「(人々の気持ちを)傷つけたことについては、私の心も傷ついていますので。申し訳ないと思っております」
これらの発言に首を傾げることばかりです。そして、このようなリーダーの元、振り回される部下たちの悲劇があります。
彼のような人物を長年リーダーの地位に置いた静岡県民は不幸でした。彼を支援した人たちの見る目の無さは犯罪的でもあります。貴重な血税を彼に1億円近い退職金として支払われるわけですから。実にもったいないことです。
リーダー育成は難しいもの、と言われています。
社内から育成することが第一となりますが、育成には時間が掛かるものです。時間が掛かることはしっかり時間を掛けるしかありません。変にショートカットしようとしないことです。特に、中小企業は時間を掛けて、じっくりとやっていくことが必要になります。
午後からもやっていきましょう。それではごきげんよう。