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4月29日 Business Ethics プロとしての倫理

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしていきましょう。
本日 #4月29日  は、昭和天皇の誕生日ですね。「昭和の日」。いい1日になりますように。

そして、テーマは、
#Business_Ethics  #プロとしての倫理

今日の金言はこちら。

#知りながら害をなすな

 プロにとっての最大の責任は、2500年前のギリシャの名医、ヒポクラテスの誓いのなかにはっきり示されている。「知りながら害をなすな」である。
 医者、弁護士、ビジネスマンのいずれであろうと、顧客に対して必ずよい結果をもたらすとの保証を与えることはできない。最善を尽くすことしかできない。しかしながら、知りながら害をなすことはしないとの保証は与えなければならない。顧客となる者が、プロたる者は知りながら害をなすことはないと信じられなければならない。これを信じられなければ、何も信じられない。
 したがって、「知りながら害をなすな」との言葉こそ、プロとしての倫理の基本であり、社会的責任の基本である。

『マネジメント-課題・責任・実践』

ACTION POINT

#知りながら害をなしてはいけません

本日のテキストは、『マネジメント-課題・責任・実践』より。1974年版だと 上巻 28章 故意に危害を加えない:責任の倫理 603〜604ページ。

前日に引き続き、企業倫理の話。ドラッカーは、個人の倫理とビジネス上の倫理とを分ける必要はない、と記している。

 実業人はごまかしてはいけない、盗みをしてはならない、嘘をついてはならない、賄賂を使ったり受け取ったりしてはならない、としかつめらしくいっている。しかし、これは他のどんな人についても同じである。男も女も、職務や市議とによって個人行動の一般的ルールを免除されることはない。しかも、副社長や事務市長(シティ・マネジメント)や大学の学部長に任命されたからといって、人間であることをやめることはできないのである。そして、だましたり、盗みをしたり、嘘をついたり、賄賂を使ったり受け取ったりする何人かの人間が常にいる。問題は、個人、家族あるいは学校の道徳観と道徳教育上の問題なのである。「ビジネスの倫理」が別にあるわけではなく、必要でもない。
 必要なのは、企業の重役であろうとなかろうと、誘惑に負けた者に対して厳しい罰を与えることだけである。

同書、599〜600ページ

今日を変えていこう。愛を込めて。

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