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4月26日 Corporate Greed and Corruption 貪欲と腐敗

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。
本日 #4月26日  の
テーマは #Corporate_Greed_and_Corruption (企業の強欲さと腐敗)

#貪欲と腐敗

そして、今日の金言は・・・

#バブル期は怪しげな者までトップにのぼる

 バブル時に、物ごとをよく見せるのは簡単である。そのため、怪しげな者までトップにのぼる。
 私が経験したバブルは4、5回におよぶ。1930年1月、新聞記者になってはじめて書いた記事が、ヨーロッパ最大手の保険会社の経営陣が横領容疑で逮捕された事件についてのものだった。
 その後もバブル時には似たことが起こった。違うところは、四半期業績、株価見通し、役員報酬、ストックオプションの数字が大きくなったことだけである。他のことでは何も変わっていない。

「ピーター・ドラッカー特別インタビュー」『ザ・アカデミー・オブ・マネジメント・エグゼクティブ』誌(2003年8月1日発行号)収載

ACTION POINT
#怪しげなものに気をつけてください
#バブル時はマネーゲームにしてやられやすいですよ

ドラッカーは、バブル崩壊時の経験について、『ネクスト・ソサエティ』の序文で次のように記しています。

 私自身1度だけ、経済が変わり、新しい経済が生まれたと思った時があった。1929年に、アメリカの証券会社のヨーロッパ本部で新米社員として働いていた時だった。
 直接の上司だった主任エコノミストは、ウォール・ストリートの好況は永遠に続くと信じて疑わなかった。『投資』と称する立派な本を書き、アメリカ企業への株式投資が絶対確実な利殖の道であると断言した。最若年の私は、この主任エコノミストの助手に取り立てられ、その本の校正と索引作りを任された。
 本が発行された翌々日、ニューヨークの株式市場が崩壊し、数日後には書店から本が姿を消した。私の職も失われた。
 それから70年近く経った1990年代の半ば、ニューエコノミーの到来が論じられ、株式市場の活況は永久に続くものとされた。どこかで見た景色だった。もちろん、表現は違っていた。あの頃言われていたのは、恒久平和ならぬ恒久繁栄だった。だが、論理、論法、予測は同じだった。
 ニューエコノミーが論じられ始めた90年代半ば、私は、急激に変化しつつあるのは、経済ではなく社会の方であることに気づいた。

『ネクスト・ソサエティ』序文

日本のバブル崩壊について、ドラッカーは

「これは不況ではない。20年は続く“変革の時“」

https://diamond.jp/articles/-/224028

と予言していたことに驚かされます。

恐怖を感じてしまうと、なにも行動できなくなってしまいます。機会と考え、チャンスと捉えることで、打開策が見えてくると思います。

今日を変えていこう。愛を込めて。


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