10月10日 Defining the Problem: An Example 間違った問題提起への正しい答え
おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言 から人生を深めていきませんか。 本日 #10月10日 のテーマは #Defining_the_Problem : #An_Example #間違った問題提起への正しい答え
#間違った問題提起への正しい答えほど修正の難しいものはない 。
意思決定において、問題の明確化ほど誰も気にしないが重要なことはない。正しい問題提起への間違った答えは修正がきく。しかし、間違った問題提起への正しい答えほど修正の難しいものはない。問題がどこにあるかもわからない。 労働組合と連邦労働安全局から労働災害対策の不備を批判されたあるメーカーは、業界一の低さを誇る従業員一人当たり事故率のPRを強化した。だが、批判はやまなかった。そこで部署別にデータを取り直したところ、約三%の職場で事故率が高くなっていることがわかった。異常ともいえる高さの職場もあった。労働組合が怒り、労働安全局が指摘し、マスコミが取りあげていたのは、それらの職場における労働災害だった。(『経営者の条件』、eラーニング教材『意思決定の要因』)
ACTION POINT
このメーカーは何を間違ったのでしょうか。
単純に「イエス」「ノー」しか言えない判断は判断とは言えない。選択可能な幾つかの測定法を持つべきで、その中から最も適正な測定法を選び出すことだった。上記の例で言えば、従業員一人あたりの事故率、ではなかった。労働災害の大部分は、工場の特定の1〜2箇所で発生するように思われる。したがって、平均値や率で測定するのではなく、個別具体的な現象を見つけるために、自分で出かけていって自分の目でフィードバックを見つけることであろう。トヨタの「なぜなぜ」はその典型的な例だろう。
さあ、今日もやっていきましょう。
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