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5月2日 ネットワーク社会の到来

おはようございます。

続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月2日 #ネットワーク社会の到来    #先進国は急速にネットワーク社会に向かいつつある

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:ネットワーク社会の到来

今日のアクションポイント: #仕事上のパートナーとしてのあなた自身の魅力を10あげてください

今日のテーマ #ネットワーク社会の到来 、とは、Wifiで繋がる、とか、DX(デジタルトランスフォーメーション)といったIT技術系の話ではありません。

すでに到来していますが、かつてのような企業と正社員、従業員、という形態ではなく、ナレッジワーカー(知識労働者)たちは、それぞれ個々のスキルでもって、企業にアライアンス、という形で契約して、己のスキルを提供しているという、そのアライアンス(提携)というか、人脈での紹介というか、Linkedinでのつながり、みたいな形態で組織化がなされていく、ということです。

つまりは、組織のオープン化、ですね。社長以外全て外注さん、みたいな形態もあるのです。で、たとえば、私の分野である、マーケティングであれば、事業のマーケティング予算4億円を丸受けして、その予算をいかに効果的に運用して、結果(売上・利益・増客)みたいなKPIを出す、みたいな競争が為されているわけです。数字だけみるとなんだかファンドマネージャーっぽくもあるわけですね。

で、運用上手?なマーケッターは、その評判を聞き付けたクライアント企業からオファーが絶えない、みたいなことですね。

現在、マーケティング分野も、かつては、Above the Line (広告(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)と Below the Line (ダイレクト、データベース、CS)と大きく分かれていたくらいでしたが、最近は細分化されています。ダイレクトマーケティング、インターネットSEO、SEM、SNS、Google広告運用、コンテンツ、コミュニティ管理など分野も増えています。

そして、全体をコントロールするCMOなどがおり、責任範囲も予算もそれぞれナレッジワーカーが外注する、みたいなスタイルです。各部門の専門家は、腕一本で働く「ナレッジ職人」。事業が成功すれば予算や権限が増えますし、失敗すればチームも解散です。それが繰り返されています。

職人の時代が到来する?

これまでの伝統的な「年功序列」「家族型」の組織が収益力が悪化し、競争力を失っていることもあり、雇用を流動化させたい、という意図があります。テレワークを浸透させて、米国のような、ジョブ型の働き方を推奨していこう、という動きです。

工務店や建築の世界で、良職人の囲い込みが進み、医師の世界でも、料理人の世界と同じように、腕のある医師によって診療報酬収入は大きく変わるため、3000万円、4000万円、という高収入で医師のスカウトも始まっています。特に、コロナ禍で患者側も病院の選別を厳しくし始めている傾向が明らかになっています。

したがって、どんな職業でも、組織のスタッフ=企業競争力、ということが一層進むかもしれませんね。

職業人としての自分の技量がどのレベルにあるのか、そして、他社で、異業種でも通用するのかしないのか、などこれからは考え直す必要があるでしょう。

そして、人生100年時代、となるとまた、どうなのか。未知の世界でもあります。

誰もが、職業人として自分のスキルがいつまで社会に役立つのか、もう役立たないのかもしれませんが(笑)、コロナ禍で倒産する企業も増えていくでしょう。たとえそういう際でも、自分ブランドを磨き、クライアント側から名指しで「この分野はあなたにお願いします」と声が掛かるようにしておきたいですね。




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