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6月17日 Test of Pension-Fund Socialism 年金基金社会主義の成否
#365の金言 から学ぶ1日。
おはようございます。
今日は
本日のテーマは
#Test_of_Pension_Fund_Socialism
そして、本日の金言は
#資本形成を害することはもはや許されないぜいたくと化した 。
就業者の擬似貯蓄によって消費が賄われる退職者は、増加の一途をたどる。その結果、年金給付の総額が増加し、逆貯蓄というべき現象が進行する。だが今日、この逆貯蓄を埋めるための資本形成について、真剣に検討されたことはほとんどない。
はっきりいえることは1つである。すなわち、資本形成を害することは、膨大な退職者を扶養しなければならない社会、すなわち年金社会では、もはや許されないぜいたくと化したということである。
これからは、消費ではなく、資本形成が経済政策の中心課題となり、年金基金社会主義の成否を握る鍵となる。
ACTION POINT
#社会としてどのように資本形成を増大させるかを考えてください 。
テキストは、1976年版『見えざる革命』第II章 成功の代償>3、経済問題>(資本形成のための)3つの方策 97ページより。
7月の参議院選挙が近づく中、可処分所得の減少と景気低迷がリンクしているわが国では高齢者へ所得移転となっている年金は世代間闘争になりやすいセンシティブなテーマの1つなんだろうと思う。
就業世代の資本形成のための貯蓄として積み上げている年金が、高齢者に渡り消費される年金基金社会とは、就業世代が高齢者を扶養する社会なのだから、高齢者は若者が資本形成できるよう応援すべきところを、単に搾取しているだけなのだとしたら、非常に悲しいことです。
特に、団塊世代の「俺たちが日本を成長させたのだから、若者が年金を貢ぐのは当たり前だ」的な発言は言語道断。歳をとって謙虚に生きるかと思いきや、非常に残念な発言です。今や世代間で争っている暇などないでしょう。
介護や年金問題、子育てや女性の働きやすさなど、多くの制度設計がテコ入れされないままここまできてしまう。バブル崩壊後の経済不振やデフレなど“失われた30年”が今も続いている状態です。’90年代から少子化問題が叫ばれてはいたけれど、『多分いつか解決するだろう』という緩い空気が漂っていたというか。当時の政治家や国民の間に、当事者としての意識が圧倒的に欠落していたんでしょう。そのとき対処すれば違ったかもしれませんが、誰も本腰を入れなかった」 その結果、ゆっくりと確実に悪化し、もうテコ入れができないところまできている
今日を変えていこう。愛を込めて。
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