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8月24日 ニッチ戦略の限界 Threats to Niche Strategies

#ドラッカー #365の金言 #8月24日  

#Threats_to_Niche_Strategies  

#ニッチ戦略の限界  

#ニッチ戦略の弱点は永続性の欠如である

ACTION POINT
#あなたの製品・サービス・プロセスのすべてについて陳腐化の状況をチェックしてください

#陳腐化に対抗すべくイノベーションのためのプログラムを作成してください

昨日の続きですね、

ニッチ戦略には限界がある、と。トラベラーチェック市場は、クレジットカードに駆逐された。

自動車市場が大衆市場に変わったときには、部品市場もコスト競争の渦中に入り、もはやニッチ市場とはいえなくなった。

ニッチ市場が成長し、大衆マス市場になると、代わりにそのニッチ市場が消滅。市場拡大に伴い競争が激化し、これまでニッチで生きてきたプレイヤー達は低利益に甘んじるか市場から退出するかを迫られ、マス市場を主戦場とするプレイヤーに変わる、ということなんだろうと思います。親方だった職人が職工となり、従業員となり、派遣社員へとなっていくことも起こります。

一方で、マス市場には対応しないで、手仕事の道を選んだ「職人」は、「工芸」「民藝」の分野に生きる道を見出すケースも増えています。わが故郷の美濃焼産業は、かつての職人たちは工業化、マス市場化に伴い、サラリーマン化しましたが、一部の職人は、「陶芸家」、「陶芸アーティスト」手仕事の職人として生計を立てています。

工業化した陶器製造者たちは、価格がどんどん下げられ、アジアの製造者との価格競争に追い込まれ、今や100円ショップに陳列するほど廉価な市場へと縮小してしまいました。工業化のために投資した設備は、市場縮小に伴い、うち捨てられ、従業員たちは陶器では食べていけなくなり、産業は産業として成立しなくなり、廃業もしくは転業するプレイヤーが相次ぎ、陶磁器産地から名古屋のベッドタウンへと都市の性格も変貌しています。

価格を下げれば、需要が増える、という「セイの法則」こそ善であると、日本生産性本部に洗脳された日本企業たちは、日本企業が元々持っていた競争力の源泉である終身雇用制、年功序列制、企業内組合はどんどんダメになり、従業員を守産業別組合すら成立しないため、人件費が高い、低い生産性などと言われ、それまでの長所を失わされていく経営への道を進まされています。

そもそものセイの法則の洗脳から企業は解かれるべきです。今日もやっていきましょう。真な話はこちらより


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