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新成人の皆さん、おめでとうございます。教養を身につけて、素晴らしい人生を! 1月13日 Management and the Liberal Arts 一般教養としてのマネジメント
月曜日ですが、今日は成人の日です。
109万人の新成人の皆さん、おめでとうございます。
今日の #ドラッカー365の金言 テキストは昨日同様『 #新しい現実 』 1989年版 15章 #社会的機能および一般教養としてのマネジメント 335ページより。
今日のテーマ:
#Management_and_the_Liberal_Arts (マネジメントとリベラルアーツ)
#一般教養としてのマネジメント
今日の金言:
#マネジメントとは一般教養である 。
今日のACTION POINT
#自らの成長を人文科学や社会科学の学習によってはかるためにどのような計画をもっていますか 。
#まだならば今日そのような計画を立ててください 。
Management and the liberal art.
Management is a liberal art.
Management is what tradition used to call a liberal art – “liberal” because it deals with the fundamentals of knowledge, self-knowledge, wisdom, and leadership; “art” because it deals with practice and application.
Managers draw upon all of the knowledges and insights of the humanities and social sciences – on psychology and philosophy, on economics and history, on the physical sciences and ethics.
But they have to focus this knowledge on effectiveness and results – on healing a sick patient, teaching a student, building a bridge, designing and selling a “user-friendly” software program.
ACTION POINT:
What is your plan to develop yourself in the humanities and social sciences? Develop such a plan today.
マネジメントとリベラルアーツ
マネジメントはリベラルアートである。
知識、自己認識、知恵、リーダーシップの基礎を扱うから「リベラル」であり、実践と応用を扱うから「アート」である。
マネジャーは、心理学や哲学、経済学や歴史学、物理学や倫理学など、人文科学や社会科学のあらゆる知識や見識を活用する。しかし彼らは、この知識を効果や結果に集中させなければならない。
つまり、病気の患者を治すこと、生徒を教えること、橋を架けること、「使いやすい」ソフトウェア・プログラムを設計し販売することに集中させるのである。
アクション・ポイント:
人文科学や社会科学の分野で自分を成長させるために、どのような計画を立てていますか?今日、そのような計画を立てましょう。
リベラルアーツとはなんでしょう?
リベラルアーツ(Liberal Arts)とは、自由な教養教育を指す言葉で、主に以下のような特徴があります:
広範な知識の習得:リベラルアーツは、自然科学、社会科学、人文科学、芸術など、多岐にわたる分野の基礎的な知識を学ぶことを目指します。これにより、学生が多角的に物事を考える能力を養います。
批判的思考とコミュニケーション能力:リベラルアーツ教育では、批判的思考(Critical Thinking)、論理的思考、そして効果的なコミュニケーション能力を重要視します。これらのスキルは、問題解決や意思決定に大いに役立ちます。
人間性の尊重:人間の尊厳、多様性、そして社会的な正義を理解し尊重する価値観を育てることが目標の一つです。これは、他者と協働し、社会に貢献するための基盤となります。
学際的なアプローチ:特定の専門分野に限定されない学び方で、異なる学問領域をつなげて新たな視点を得ることを促します。これにより、専門外の知識を持ちつつも、自分の専門領域を深く理解することが可能となります。
生涯学習の基礎:リベラルアーツ教育は、学んだことを実社会で応用し、さらに学ぶ意欲を維持する基礎を提供します。現代社会では、職業や技術が急速に変化するため、この柔軟性と適応力が重要です。
日本でも、多くの大学がリベラルアーツの理念を取り入れ、一般教養科目として提供しています。しかし、具体的なカリキュラムや重視するポイントは大学によって異なるため、各大学の教育方針やプログラムを確認することが重要です。
リベラルアーツは、自然科学、社会科学、人文科学、芸術など、多岐にわたる分野の基礎的な知識であり、基礎力を付けた上で、社会の課題解決や人々の喜び・楽しさ、という応用へと活かせ、というのが今日のドラッカーからの提言に感じます。
知識、自己認識、知恵、リーダーシップの基礎を使って、
病気の患者を治すこと、生徒を教えること、橋を架けること、「使いやすい」ソフトウェア・プログラムを設計し販売することに集中させるのである。
より良いことに、知識・知恵・リーダーシップなど己の能力を使おう、今日は、その能力を使う計画を立てよう、という提言です。せっかくの連休最終日です。仕事に生活に追われてばかりの日常ですが、そういうことも、ちょっと考えてみるのはいかがでしょう?
良い休日を!
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