なんでも削ればいいってもんじゃない。　7月30日　Eliminating Cost Centers コスト源の廃棄

#7月30日 　火曜日です。
いよいよ暑い7月も最終盤。暑さに負けず、今日も張り切って参りましょう。
今日の #ドラッカー365の金言 テーマは #体系的なコスト削減 。

　この活動をやめたら屋根は落ちるかを考えなければならない。おそらく大丈夫ということならば、活動自体をやめるべきである。やめても問題のない活動がいかに多いかには驚かされるはずである。
　コスト削減に成功している企業では、必要に迫られるまでコスト削減を待つことはない。そうした企業は、コスト削減を日常の仕事に折り込んでいる。体系的な廃棄を日常の仕事にしている。そうして抵抗を回避することに成功している。

（eラーニング教材『永続的コスト管理』）より

生産性向上のためには、コスト削減という業務を日々仕事に折り込むべき、とドラッカーは記しています。なるほど、筋肉質な企業体質を実現するには、「無駄取り」は欠かせません。一方で、コスト削減の努力も行き過ぎると、窮屈に感じられ、働く社員の幸福感を減ずることにもなりかねません。また、お客様を喜ばそうと準備するサプライズの費用を削ってしまっては、本末転倒ですね。経費節減が長期間のデフレ経済という日本経済の失敗を招いたことを思い出す必要があります。ちょうどいい按配をみんなで話し合って、良いポイントが見つかるといいですね。

今日のテーマ：
#Eliminating_Cost_Centers 　（コストセンターの削除）
#コスト源の廃棄

今日の金言：
#この活動をやめたら屋根は落ちるかを考えなければならない 。

今日のACTION POINT：
#製品サービスプロセスの点検システムをつくってください 。
#顧客価値に貢献しない活動は廃棄してください 。