11月14日 How to Use Objectives 目標の使用法
おはようございます。 #ドラッカー #365の金言 やっていきましょう。
今日は #11月14日 のテーマは #How_to_Use_Objectives
こちら↓の続きです。
#目標は絶対のものではない 。
#方向づけである 。
目標が意図の表明にすぎないのであれば価値はない。目標は仕事に具体化しなければならない。仕事には具体的な成果、期限、担当がある。しかし、目標を拘束衣にしてはならない。
目標の使い方は、航空便の時刻表や飛行計画と同じである。時刻表では午前九時ロサンゼルス発、午後五時ボストン着であっても、ボストンが吹雪ならばピッツバーグに着陸して天気が収まるのを待つ。飛行計画では高度3万フィート、デンバー経由であっても、乱気流にあえば5000フィート上昇し、ミネアポリス経由に変える。
目標は絶対のものではなく、方向を示すものである。命令されるものではなく、自ら設定するものである。未来を決めるものではなく、未来をつくるために資源とエネルギーを動員するためのものである。(『マネジメント-課題・責任・実践』1974年版 上巻 164ページより)
ACTION POINT
#航空会社が時刻表と飛行計画を使うように目標を使ってください 。
「目的と目標とは違うよ」と教えてくださったのは、ネッツトヨタ南国創業者の横田英毅さんです。
横田さんは「目的=ビジョン。将来のイメージ図。つまり、どうありたいか、ということ。その一方で目標とは何か、というと、目標の「標」は道標(みちしるべ)に使われているように、目的地(主に大都市)までの距離・時間や方向を示すもの。具体的な数値で示されます」と説明されています。
ドラッカー教授と同じですね。教授は「目標は、仕事にまで具体化」されなけれならない、という記されています。
ですから、日々の業務は、具体化された目標値の達成のために行なうわけですが、目標ばかりに目を向けているから、多くの企業は大切なもの=目的、を見失う、と語られています。
日々のノルマに追いまくられていて、本当に大切なこと=ビジョンに向かって近づけているかどうか?ビジョンは何かを見失っていないだろうか?
近視眼的に、目標クリアばかりに目を向けるのではなく、その延長線上にある、目的の実現に向かって近づいているかどうか、も考えておけよ、ということです。
目的と目標は、企業や組織だけではありません。自分自身の人生の目的と目標はどうでしょうか。あなたは理想に近づけていますでしょうか?そんなことも考えてみるといいかも。
そして、忘れてはならない大事なことがあります。目標は命令ではない、目標は公約、コミットメントである、目標は未来を作るために、企業の資源とエネルギーを動員する手段である、とドラッカーが提言していることです。
今日もやっていきましょう。
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