ブルーノ・グルーニングとポジティブ心理学、そして利潤動機。10月20日 The Efficiency of the Profit Motive 利潤動機の利点
10月20日。今日は日曜日、巳の日なので、開運神社や弁財天様へお参りにいく人も居るとかいないとか。
ということで、今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、1942年にGMを2年間調査研究した内容をまとめた一冊。1945年に発刊された『 #企業とは何か 』より。本書が日本に翻訳紹介されたのは1966年だそうです。2005年版では、11章 #生産活動の目的 2 #利潤動機の有効性 222ページより。
「利潤動機」は功利主義で、悪質なもの、不自然なもの、社会上好ましくない、とされがちです。しかし、実際は、利潤動機に基づく行動は、社会の認めるところであり、社会を善へと導く原動力にもなり得ます。
物を支配する利潤動機よりも人を支配する権力志向よりも社会を善に導く原動力になり得るとドラッカー。
「利潤動機」は功利主義で、悪質なもの、不自然なもの、社会上好ましくない、とされがちです。しかし、実際は、利潤動機に基づく行動は、社会の認めるところであり、社会を善へと導く原動力にもなり得ます。
現在、こども食堂を運営するNPOさんが増えています。これは、「まともに食事が取れない子供たちをゼロにしたい」という思いからレストラン経営者の方だったり、NPOだったりが、現状改善のために理念を掲げて立ち上がり、社会の改善のために日々活動されておられるものです。
また、健康を回復する人を増やしたい、不治の病を無くしたいと活動している #ブルーノ・グルーニング交友会 というドイツに本部があるNPO組織があります。ポジティブシンキングやウェルビーイングと関係があるのだろうと思いますが、彼の思考法を採用した人の中から、難病・奇病から回復される方々が世界中で生まれています。
人は幸福感が増すと、パフォーマンスが向上し、結果的に健康回復、経済状況改善へと進む、という考え方がポジティブ心理学にはあるようです。まずは、幸福を感じられるよう日々の心持ちを変えることが重要です。ブルーノ・グルーニングの教えもそれに通じるところがあるように感じています。
営利であれ、非営利であれ、社会を改善したい、人に喜んでもらいたい、という情熱や意欲から物事が始まります。欲望を上手に活用して、より良い世界を実現するために、今日もやっていきましょう。