時代に合わせて過去のものを蘇らえらせてみては? 12月3日 The New Entrepreneur 新起業家時代
3日 火曜日です。今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、ヒッピー文化華やかな50年以上前の1969年発表された『 #断絶の時代 』3章 #革新的 “企業家“ The New #Entrepreneur より。1969年版では55~56ページ
過去の事象にテクノロジーが加わる。本質は変わらないけれど、一旦、時代の変化で廃れたり、使われなくなっていったものやサービスや仕組みが、デジタル技術で温故知新。高次レベルで進化して再登場し、再び輝きを放つ。
例えば、かつての「入札」は、今、ネット上でオークション、逆オークションとして現れているし、かつての「出前」は、テクノロジーとシステムを備えたUber Eatsに。AIによって、コンサルや弁護士が廃れるかと思いきや、むしろ、生産性を上げて進歩している。
かつての商売が一旦廃れるものの、新技術を伴って、再度復活、螺旋状の進化が起こることがあります。
懐メロのリバイバルヒットや本歌をベースに、ラップや追加メロディを重ねた新曲みたいなものもありますね。
古くは、RunDMCがエアロスミスの「Walk This Way」に載せてヒットさせたり、Stingの「Shape of my heart」をJuice WRLDがカバーというかサンプリングしてリリースする、みたいな。
仙台では、「ずんだ餅」と言って、大福餅のあんこの代わりに、「ずんだ」という青大豆をすり潰したものが名物として売られているわけですが、
この「ずんだ」好きな市民のため?か、次々に新製品が生まれている。
これはたい焼きがずんだで蘇った例。
宮城県民はみんな大好き。
あんこで売れたお餅→ずんだ餅へと進化して、再ヒット。
たい焼き→ずんだたい焼きにして、再ヒット。
昔の通販→オンライン通販
昔の代理参拝→オンラインでの参拝
みたいな感じで、
過去の製品やサービスをベースに、ちょっとした時代の変化を加えることで、再度ヒットになることが少なくありません。
時代に合わせて、製品やサービスを載せ替えちゃう、って発想をしてみてもいいかもしれませんね。今日もお元気で!