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「知りながら害をなすな」 4月29日 Business Ethics プロとしての倫理

本日 4月29日、昭和天皇誕生日=みどりの日 の #ドラッカー365の金言 のテキストは、『マネジメント-課題・責任・実践』より。1974年版だと 上巻 28章 故意に危害を加えない:責任の倫理 603〜604ページ。

前日に引き続き、企業倫理の話。ドラッカーは、個人の倫理とビジネス上の倫理とを分ける必要はない、と記している。

今日のテーマは、
#Business_Ethics
#プロとしての倫理

今日の金言:
#知りながら害をなすな

ACTION POINT :
#知りながら害をなしてはいけません

「知りながら害をなすな」との言葉こそ、プロとしての倫理の基本であり、社会的責任の基本である。

ドラッカーは、記します。

男性であろうと女性であろうと、職務や市議とによって個人行動の一般的ルールを免除されることはない。しかも、副社長や事務市長(シティ・マネジメント)や大学の学部長に任命されたからといって、人間であることをやめることはできないのである。そして、だましたり、盗みをしたり、嘘をついたり、賄賂を使ったり受け取ったりする人間が常に何人かいる。(中略)必要なのは、企業の重役であろうとなかろうと、誘惑に負けた者に対して厳しい罰を与えることだけである。

今朝、こんなつぶやきを見つけました。

https://x.com/BIGRIVERWAGYU/status/1784212621333533096 より
https://x.com/BIGRIVERWAGYU/status/1784088948744302722 より

どうやら牧場へ不法侵入した加害者が「俺は役人の息子だ」と叫んでいるとのこと。

役人の息子だろうと、権力者の子孫だろうと、不法侵入の免責理由にはならないのです。昭和の時代は免責されることもありましたが、その結果から多くの学びがありました。それでは、社会の治安が保たれない、不平等な社会を生み出さない、という学びです。

大口の寄付金をする事業家や政治家のなかには、日頃から社会貢献しているから、とスピード違反を起こしたり、軽犯罪を犯す人がいるとききます。(確か、そんな調査結果があったように記憶しています)
しかし、たとえ、日頃から社会に多大な献身をされている方であっても、それはそれ、犯罪は犯罪です。免責されるべきではないと考えます。

必要なのは、企業の重役であろうとなかろうと、誘惑に負けた者に対して厳しい罰を与えることだけである。


今日も良いお天気の地域が多いそうです。
皆様にとってよきGWとなりますように。

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