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3月25日 経済連鎖戦略の一般化
おはようございます!
今朝もドラッカー365。続けていきます。
#ドラッカー #365の金言 #3月25日 #経済連鎖戦略の一般化 #事業活動の何をどこで行うか
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:経済連鎖戦略の一般化
今日のアクションポイント: #あなたよりも良い仕事をより安くできる人はいますか?
#もしいるのではあればあなたの能力を伸ばすための計画を立ててください
eラーニング、eコマースとは「新しい流通チャネル」と看破したドラッカー博士。当然、製造など川上というか、企業の機能にもこのオンラインによる革命の影響を語ります。それが、現在も進み、主流となっている「グローバル経済」でしょう。
グローバル経済では、事業展開は、所有権や支配権ではなく戦略を基盤として行われる。
eコマースで流通、営業の課題を解決した、とすると、次に課題となるのは、「どこで部品を調達し、どこで組み立てるようアウトソーシングすれば、最も省エネ、少コスト、収益の最大化が図れるか」という点になります。
かつて、航空機資材の商いを担当した時、政府から○%は輸入調達せよ、的な通達があり、当時の取引を国内メーカーから外資メーカーへと切り替えさせられたことがありました。
貿易が絡んでくると、こうした関税やら輸出入の政策的なものが絡んできて、、、となると、企業収益の最大化を図っていたのに、国策が絡んで、、、なんて結局は手間暇ばかりがかかって収益の最大化の実現よりも違う方向へ複雑なこととなってきます。
正直面倒です。
政府からの関与や国益の議論よりも、個々の企業や個人の収益の最大化を考えるだけで良いとする新自由主義的な観点がグローバル経済で支持されるのも当然ですね。
多くの国では安全保障>経済、が常識です。
ところが、わが国は周囲を信頼がおけぬ6ヵ国から囲まれているにもかかわらず、日米同盟によって、安全保障を米国にアウトソーシングしているかたちになっています。そのため、安全保障を考えることなく、経済優先で敗戦後70年以上国家運営が為されてきました。
ところが、2018年以降の米中激突以降、新冷戦へ。ついに、米・EUが中国制裁。
いつの間にか、G7でわが国だけが中国制裁しない、という1989年の天安門事件後の状況と同様の状況になっています。
「プラザ合意」までの対米経済政策の失敗を中共で拭おうとしたわが国の政治が「天安門事件」での判断ミスにつながり、
その後の「媚中共」「「大アジア主義」の呪い」「失われた平成30年間」を決定づけました。
今回も同じ過ちを行うわけにはいきません。LINEの個人情報流出だけでなく、わが国は情報の面でも中韓ズブズブで、安全保障の面では、中共に夜「目に見えない侵略」の中にあると言っていいでしょう。
戦後76年間を通して、いつの間にか「義」より「利」を優先する国となってしまいました。
そもそもわが国は1930年代、間近に三国同盟締結を控えたヒトラーのナチスドイツであろうとも、スターリンのソ連であろうとも、ユダヤ人迫害、ホロコーストに対して人道的配慮に、職を賭して、命を賭して「義」を実践してきた国です。
ヒトラーやスターリンといった独裁者に対しても、間違っていることは間違っている、と「義」を貫き、人道的配慮を最優先した武士道精神を実践した我らが先人たち。
彼らは途中、道を誤ち、亡国へとわが国を導いてしまいましたが、彼らの過ちは過ちとして、良かった点は良かったとして、正当に評価した上で、今日に活かすことが大切に思います。
「利」を優先して亡国への道を歩んだ戦前の過ちを繰り返してはならないと思います。
今日もやっていきましょう。
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