構想する。行動する。 3月11日 Piloting Change 変化をパイロットする
本日 #3月11日 月曜日。
ですが、今日は日本にとって、そして、特に、関東から東北地方の沿岸部にかけて大きな被災となった東日本大震災発災の日でもあります。あれから暦は一回りし、13年目となります。
2万人近い人の命が失われ、鎮魂の祈りを捧げる一方で、今だに続く福島県をはじめとする東北地方への #風評加害 に対し憤りを覚える一人です。
林智裕さんの「正しさの商人」に記された現在も「汚染水」などとIAEAの科学的根拠ある指摘を無視し、お気持ちで学術的に誤った内容の記事を載せるメディアや政党からの加害は許されるものではありません。
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しかも、中国が福島原発の9倍にものぼるトリチウムを排出したというのに、「汚染水」と批判してきた政党や学者は口をつぐむとか、彼らのダブルスタンダードに腹が立ちます。
とはいえ、ここは、#ドラッカー365の金言 からビジネスチャンスの発想を得る場です。今日のテーマは
#Piloting_Change
#変化をパイロットする
今日のテキストは、昨日の続き。『 #明日を支配するもの 』(1999年発刊)の第3章 明日を変えるのは誰か>1、チェンジ・リーダーの条件〜仕組みと手法>今までのやり方を変える(87〜88ページ)より。
そして、今日の金言は・・・
#現実に勝る
調査・研究などありえない。
#最高のアイデアについては市場に出すまで熱心に面倒を見る積極的な担当者を見つけてください 。
さて、私は、現在、とある組織の中期経営計画創りに協力しています。「現状」を把握し、「理想」を描き、理想へ至るための「次なる一手」を考えています。
選ばれたメンバーたちが未来を形作る活動をしています。私はそれがうまくいくよう支援しているのです。彼らは現状の不満や問題に向き合い、そうした不満や問題の無い世界を描いています。それだけでは足りません。さらに、関わる人たちが感動するレベルこそ「私たちの理想像」ではないか、と私自身は思っています。
しかし、実践するのは彼ら選抜メンバーたち。彼ら自身が「この組織の未来はこうありたい!」と気づき、自ら切望するレベルにまで変革の衝動や意欲が深いところで生まれなければ、それは、組織から言われた命令だったり、単なる作業に落ち込んでしまいます。
大谷翔平選手が語っているように、一流のスポーツマンやクリエーターに共通するのは、「やらされ感」ではなく、「自発的な喜び」「遊び心」「嬉しさ」「楽しさ」からの行動です。
他者から言われて行動する、のではなく、自らが気づいて、行動する。
例えば、目の前にゴミが落ちていたら・・・
それを拾うのも、拾わないのも自分。
決して、役職を傘にして「おい、ゴミが落ちてるぞ」と部下に命じない。
自分が気になったら、ゴミを自分でそっと拾い、捨てる。
そして、
なぜ職場にゴミが落ちていて、それを自分以外気づかなかったのか、を考える。ゴミが落ちていない職場に変えるにはどうしたら良いか?ゴミが落ちていたら気づく職場に帰るにはどうしたら良いか?と考える。
美しい環境で仕事すると、なぜ気持ち良いのか?と考える。
そして、どうしたら、美しい環境を維持できるか、と職員たちが考え行動するようになるのか、と考える。
なりたい自分にしか、なれません。
被災して14年目の今日。
かつての被災地は、被災した当事者である住民たちを中心に、こういう街や地域として復活したい、という形になっているでしょうか?
そうなるにはどうしたらいいか、と構想する。
そして、構想の実現に行動する。
今日もやっていきましょう。