安全が失われれば人は簡単に全体主義を受け入れ、個人の自由は失われてしまうとドラッカー 12月26日 Return of the Demons 魔物の再現
#12月26日
#Return_of_the_Demons
#魔物の再現
おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言 を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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さて、
こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。
若きドラッカーは、第一次大戦、スペイン風邪、世界大恐慌などで資本主義の行き詰まり、ファシズムの台頭という困難な問題に欧州が遭遇している中で、社会のあるべき姿は何か、自由とは?権力の正当性とは?と問い、絶対主義、全体主義を批判し、社会的改革の方法を明らかにしました。
経済人の終焉を説き、産業中心社会の自由にして機能的な確立によって、はじめて問題の解決が可能となることを明らかにしています。
全体主義が個人の長所を活かすことなく、社会の歯車に強要する制度であるのに対して、個人の長所を活かす会社や組織にすることが社会をより良くすることと説きました。
今回のパンデミックで、わが国には危険や差し迫った脅威・リスクなどを理由に、特定地域もしくは建物へ入ったり、そこから出たり、その中を移動したり(そのいずれか一つまたは複数)が自由にできない緊急の状況いわゆる「ロックダウン」が実施できないことが明らかになった。
そこで、お願いベースの「緊急事態宣言」。行政からの「行動制限」「マスク着用」「営業時間制限」に国民の皆さん、ご協力ねがいます、というものにならざるを得ませんでした。
それでは、拘束力がなく不十分だから、と、個人の行動制限を是とする法律を作りましょう、という話が沸き起こりました。
いわゆる、「緊急事態条項」。
若きドラッカーが直面していた時代の課題と、100年後の現在、リーマンショック以降の不況、東日本大震災、疫病パンデミック、ロシアの侵攻と次々に起こる事態に、全体主義国が再び勢力を強めつつある現状が似ているのではないか、という懸念が持ち上がっています。
台湾有事、尖閣有事、北朝鮮ミサイル、竹島侵略、戻らぬ北方領土などわが国を取り巻く周辺には、全体主義国家が取り巻いており、彼らがいよいよ侵攻してくるんではないか、という不安が年々増大しているのです。
日米安保を中心に、インド洋・太平洋諸国が防衛に協力するクワッドという国際的な協調関係が築かれつつあり、全体主義国家からの武力攻撃に対して国際的な報復制度ができることは心強いことに思います。
世界は良くなっていると信じています。
今日のテキストは、ドラッカー処女作『経済人の終わり』3章 悪魔の再来 1972年に発刊されたドラッカー全集第1巻では62ページより 初版1939年(日本では1963年発刊)。
#自由と安全が両立しないならば大衆は安全を選ぶ 。
ACTION POINT
#ときとして社会はなぜ全体主義を選択するかを考えてください 。