7月3日 経営環境と使命と卓越性 Synergy of Business Assumptions

昨日の続きです。

おはようございます。

#経営環境と使命と卓越性

#Synergy_of_Business_Assumptions

#ドラッカー #365の金言 #7月3日

#経営環境と使命と中核的能力は平仄が合っていなければならない


このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のACTION POINT

#あなたの会社が使命としているものは経営環境と合致していますか
#中核的能力としているものは使命と合致していますか

今日は、昨日の続き、英マークス&スペンサー社が、自らの使命を「社会革命」とさだめた、というエピソードです。

マークス・アンド・スペンサーの事業は小売業ではないと決めたのです。それは、「社会革命」であると決めた。マークス・アンド・スペンサーは、それまで成功していた「雑貨店」チェーンから、非常に個性的な「スペシャリティ」なマーケターへと、意図的にミッションを変更したのです。(「マネジメント」156ページ)

当時のイギリスでは、衣服はまだ高度に階級別に決められ、実際、階級差を表すには最も目につくものであった。それを、同社は、変えたのです。

その事業を、イギリスの19世紀的な階級構造を破壊することであると定義し直した。その意味は、中流の下の勤労階級にも、質のわりには買い得な高級商品を買えるようにするためであった。

マークス&スペンサー社から学べることは、「我々の事業は、なんであるか。また、どうあるべきか」を十分に検討することの大切さ、そして、企業経営の目的と使命から、商品開発の目標、販売の目標など個々の活動への具体的な目標にまで落とし込み、実行レベルまで一貫性を持たせ、具体化されなければならない、ということです。

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