今日のドラッカー365の金言「二葉の草を育てる者こそ人類の福祉に貢献する者である」
今日のドラッカー氏。一読しただけでは意味わからん。。なんだろう??
具現という言葉が繰り返し出てきています。「信念の具現」、「思想の具現」。想像力だけの哲学や形而上の体系を築く者ではなく、二葉の草を育てる者こそ人類の福祉に貢献する者である。
理念を具現化するマネジメントが社会に不可欠、ということを表現されているのかな、と。
ジョナサン・スウィフト「一葉の草しか育たぬところに、二葉の草を育てる」
『現代の経営』第一章に以下の言葉があります。
「マネジメントとは、現代社会の信念の具現である。それは、資源を組織化することによって人類の生活を向上させることができるとの信念、経済の発展が福祉と正義を実現するための強力な原動力になりうるとの信念の具現である。そして、300年前ジョナサン・スウィフトがいったように、想像力だけの哲学や形而上の体系を築く者ではなく、一葉の草しか育たないところに二葉の草を育てる者こそ人類の福祉に貢献する者であるとの思想の具現である。」
ドラッカーの著作を読んだり研究したり、ノウハウをまとめ研究会で発表する科学者よりも、ノウハウを理解し、実際に実践し経済的発展へと貢献する実務者を管理するマネジメントこそ、人類の福祉に貢献する者である、ということなんだろうと思います。
観念だけでは不十分、具現化してこそ人類の福祉に貢献する。
ピーター・ドラッカー氏は「近代を生み出したものは何か」という論文の中で、次のように述べる。
一葉の草しか育たなかったところに二葉の草を育てる者こそ、人類の福祉に真に貢献するものであるとするジョナサン・スウィフトの有名な人間礼賛が、実は科学者への礼賛ではないことを知る者は少ない。それどころか、彼の言葉は科学者、特に権威ある大英帝国学士院への辛辣な一撃だった。それは、理解のための自然探求というニュートン科学の傲慢な不毛に対立する、技術の健全さと恩恵に対する礼賛だった
ドラッカーの「近代を生み出したものは何か」は次の一文で始まる。「この200年の人間社会の爆発的な変化は何によってもたらされたか、との問いに対する通常の答えは、科学の進歩である。本稿はこれに異を唱える。正しい答えは、技術の体系化である」。
続けてドラッカー氏は、科学と技術は別物であると論じていく。
科学と技術の基本的な違いは、内容ではなく焦点にあった。科学は哲学の一分野であり、理解にかかわることだった。目的は知識の完成にあった。したがって、それを利用することは、プラトンの有名な主張にあるように、科学の乱用であり、科学の墜落だった。これに対し、技術は利用に焦点を合わせていた。目的は人間の能力向上にあった。科学は最も普遍的なものを対象とし、技術は最も具体的なものを対象とした。科学と技術の間にいかなる類似があったとしても、それは偶然にすぎなかった
筆者は本稿の前半において「科学技術」という表現を用いたが、これは不正確であり、科学と技術を使い分けなければならなかった。ドラッカーによれば、スウィフトは当時の科学と科学者を批判したのであって、技術と技術者については擁護者であった。先に引いた「彼ら(数学者)は応用幾何学などといえば、そんなものは賤しい職人の業だと軽蔑する」という一文は、どの室をみても隅が直角で、壁に歪みがなく、住みやすく頑丈な家を建てる職人の業が持つ「健全さと恩恵に対する礼賛」だったというわけだ。
例年、1000万人以上が感染し、1万人も亡くなっている季節性インフルエンザが流行している事実など忘れて、
たった3000人のコロナ死者にパニックになり、失業者160名で自殺者が1人出る、という因果関係を見失い、
8万人失業者の現在→500人もの自殺者が発生しようとしているこの年末年始。
高齢者の俺たちの命を守るために若いお前らが犠牲を払うのは当然だ。それに、緊急事態宣言で倒産したり失業したりする人がでるっていっても、水商売や服屋や中小が中心だ。労働組合がある歴史あるまともな大企業に勤める人には関係ない。失業者が、と言っても、そんなのろくな人生設計もせず受験勉強もせずにそういう不安定な会社に就職せざるを得なかった低学歴や二流大学卒以下が失業するだけ。そいつらは失業したら人が足りないクロネコヤマトの配達員か介護士になったらいいんだ
拡大防止のために経済止めろ、勉強しなかった観光や外食の若者なんざ滅びてしまえ、みんな介護かクロネコヤマトでバイトすりゃいい、などとのたまう醜悪な老人たち。自分さえ良ければいいと「観念」を振りかざす「コロナ脳」の人たちはこそ「全社会的な解決=具体化」を阻む存在に感じる1月3日です。
3000人ぐらいしか死んでいないコロナのために16000人死んで原発爆発のおまけ付きの東日本大震災の24倍の財政支出(1/5の死者で)だ。東日本大震災と違ってインフラや産業基盤が破壊されたわけではない。医療基盤も破壊されていない。医療崩壊の正体は民間病院がコロナ患者を受け入れず、公立病院に押し付けていることと、その入院者にボケ老人などの介護士の必要な患者が少なくないことと、自虐的な緊急事態宣言と自粛のせいで経済が自滅的に破壊されている http://chinkokayuirv.blogspot.com/2021/01/blog-post_2.html より
余談ですが、映画「君の名は」で、主人公は「三葉」さん。おばあちゃんが「一葉」さん、亡くなった母親が「二葉」さん、妹が「四葉」ちゃん。
だから何だ?というんですが(笑)今日のテーマでドラッカー的な解釈を無理くりするならば、一葉ばあちゃんが二葉母さんを育て、母さんが結婚したからこそ、三葉、四葉が生まれた、という命が続いていくわけですが二人とも女性なので、家が途絶えちゃうのかも知れないから、養子をもらってくるか、養子縁組制度をうまく活用する流れが、、、(なんのこっちゃ、はいすんません)。
さあ、月初め。あなたが良くなるために、このマガジンを読もう!
今日も喜んで!ゲッツ!(by ラミちゃんねる)
#ドラッカー #365の金言 #1月3日 #不可欠の存在としてのマネジメント #二葉の草を育てる者こそ人類の福祉に貢献する者である #マネジメントの能力真摯さ仕事ぶりが社会の発展に不可欠なことを示してください