5月28日 Continuous Learning in Knowledge Work 知識労働者にとっての継続学習
おはようございます。本日も #ドラッカー #365の金言 からスタートしていきましょう。
本日 #5月28日
テーマは #Continuous_Learning_in_Knowledge_Work
#知識労働者にとっての継続学習
#知識組織は学ぶ組織であるとともに教える組織でなければならない
(『明日を支配するもの』、eラーニング教材『知識労働者の生産性』)
ACTION POINT
#あなたは何を学ばなければならないか 、
#同僚は何を知らなければならないかを考え 、
#答えを出してください 。
本日のテキストは、『明日を支配するもの』、eラーニング教材『知識労働者の生産性』からの引用とのこと。
同書からドンピシャ、な箇所は見つけられませんでしたが、1993年刊行の『ポスト資本主義社会』の中に次のような記載を見つけました。
組織の継続的学習、継続的改善を行なうのは、いまや当たり前。「学習する組織」「学習し続けて実践する組織」が当たり前のことです。当たり前のことですが、誰もが進化成長すべく、専門家であればあるほど勉強し続けています。新しい知識やスキルは日進月歩ですが、組織が必要とする情報、個人としても必要とする情報が何であり、いかにしてそれを手に入れるべきかを考えなければならないからです。
面白いことに、生産性の向上において、昔ながらの「命令による生産性」は米の戦時生産時でのやり方だったと言います。
生産性の向上について、エドワード・デミングやジョセフ・ジュランなどのアメリカ人の教えを最初に適用したのは、戦後の日本企業だった。しかも、日本企業は、ドラッカーの「働く者自身が責任を負い、管理する」という考え方も取り入れた。
アメリカ企業の労組が労働者に「経営責任」はもとより「経営的態度」を求めることに反対したのに対して、日本企業は、ある意味、現場に(責任すらも)丸投げ、という点もあったのだろうが、江戸時代以降、長年の組織運用において、「現場のことは現場が一番知っている」「仕事を行うものが、何がうまくいき、何がうまくいかないかは、誰よりもよく知っている」「仕事の改善は、仕事をおこなっている者のところから始めるべき」「現場の彼らに対し『経営側が教えてもらえることはないか』『仕事とその方法について我々に教えてもらえることは何か』『どのような道具が必要か』『どのような情報が必要か』と聞くことが必要だ」という態度が浸透していました。
例えば、わが国では、江戸末期、#二宮尊徳 が指導し、広まっていた「 #報徳思想 」において、「現場が「 #至誠 」で「 #勤労 」することで「 #分度 」となる」と労使協調による生産性向上には、元々理解があったことが「戦後の奇跡」と言われる戦後復興を実現できたんだろうと思います。
これまではコスト管理だけしていれば、経営と呼べたかもしれません。しかし、富の創造をするために経営しています。組織と己をマネジメントして富を創造していきましょう。愛を込めて。