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企業ペルソナってなんだ? 1月9日 The New Corporation’s Persona 企業としての個の確立

#1月9日  火曜日のランチタイムです。昨日から雪の天気が増えています。能登地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

今日の #ドラッカー365の金言 テーマは、
#The_New_Corporation ’s_Persona (新しい企業ペルソナ)
#企業としての個の確立  です。

今日のテキストは、今から20年前の2002年に出版された『 #ネクスト・ソサエティ 』第1部 第6章 #トップマネジメントが変わる  54~59ページからの引用です。

企業ペルソナって言葉が、「組織としての個の確立」と訳されているようですが、意味がわかるようで、腹落ちしません。ちょっと調べましょう。

https://eow.alc.co.jp/search?q=persona より

Corporation’s Persona と検索したら、Corporate personhood or juridical personality というワードが言葉が出てきました。

企業の人格または法人格は、企業などの法人が、関連する人間(所有者、管理者、従業員など)とは別に、自然人が享受する法的権利と責任の少なくとも一部を持っているという法的概念です。[1]ほとんどの国では、企業は自然人と同じ財産を保持し、契約を締結し、訴えたり訴えられたりする権利を持っています。

https://en.wikipedia.org/wiki/Corporate_personhood より

これもイマイチ、わかったような分からないような話です。

ですが、たとえば、マーケティングや製品管理では、「ペルソナ」は次のように使われます。

製品・サービスの典型的な顧客のプロファイルを表す言葉です。たとえば、「この製品のペルソナ(仮想人格)は?」という質問に対して、「40代男性サラリーマン」という曖昧なターゲットよりも、「そろそろ結婚したい、と考えつつも、猫を飼っていて、休日はハーレーでお気に入りの日帰り温泉までツーリングする自由気ままなパーソナルライフを送るも、仕事は厳格に、法や規則を守って仕事することを誇りに感じている市役所の課長さん」みたいにもっと個別具体的な顧客像を仮想設定することで、ユーザーの重要な特性、行動、目標、責任、およびニーズを理解しやすくして、製品・サービス開発が具体化するのを助けるためために使用されます。
(参考: https://www.phonogram.co.jp/column/post-4.html より)

この観点で言いますと、企業ペルソナっていうと、例えば、三菱はお堅いけど、三井は軽っぽい?みたいな、企業ブランドイメージ的だったり、合コンの際に、「今度、日本航空の人と合コンするんだよ」といえば、高学歴・体育会系なんだけど、JAL社員の持っているおっとりした余裕ある雰囲気がありそうな好人物みたいなものが「コーポレート・ペルソナ」だったりするのかな?

で、そういう「社風」ごとに異なる「⚪︎⚪︎マン」ってのが、「コーポレート・ペルソナ」なのかな?

Establishing a new corporate persona calls for a change in the corporation’s values. And that may well be the most important task for top management. In the half century after the Second World War, the business corporation has brilliantly proven itself as an economic organization, as a creator of wealth and jobs. In the Next Society, the biggest challenge for the large company and especially for the multinational may be its social legitimacy – its values, its mission, its vision.

(新しい企業ペルソナを確立することは、企業の価値観を変えること。そして、それこそが、経営トップにとって最も重要な課題なのである。第二次世界大戦後の半世紀、企業は経済組織として、富と雇用の創出者として、その存在価値を見事に証明してきた。ネクスト・ソサエティにおいて、大企業、特に多国籍企業にとっての最大の課題は、その社会的正当性、つまり価値観、使命、ビジョンかもしれない。)

同書、58ページ

 ドラッカー先生は、たとえば、「電通マン」=「鬼十訓」に代表される「ザ・営業マン」。長時間労働も厭わぬスタミナと体力であらゆる広告業務を根こそぎ自社で受注するバイタリティを持つ高学歴・体育会系の優れた人材、というコーポレート・ペルソナを新しくしようと思ったら、会社の価値観を変えよ、と提言されているのかも。

 今やCEO以外はあらゆる機能は全てアウトソーシングできるという意味は、例えば「家なんて、どこで建てても、同じ」って言葉に象徴されるようなこと。でも、違いは何か、というと、「WHY」=価値・使命・ビジョンにあると説いたサイモン・シネックの指摘は、ドラッカーの本意だったのかもしれません。

なんだか、わけわからん話になりましたが、今週もいい仕事を!午後からも頑張って!

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#トップマネジメント以外はすべてアウトソーシングできる
#価値・使命・ビジョンだけを考え他のものはすべてアウトソーシングするべく検討してください

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