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人材を資産として考える、とは、若手に媚びること? 1月7日 Knowledge Workers: Asset Not Cost 資産としての知識労働者

#1月7日 三連休中日の日曜日のランチタイムとなりました。七草粥の今日も #ドラッカー365の金言 でリラックス。今日のテーマは、#Knowledge_Workers:
#Asset_Not_Cost (ナレッジワーカー:コストではなく資産)
#資産としての知識労働者

今日のテキストは、昨日に引き続き、1999年発刊の #明日を支配するもの  第5章 #知識労働の生産性が社会を変える #資本財としての知識労働者  175〜177ページより。

 人材を消耗品ではなく、固定資産のように資産である、と古くから唱えてきたドラッカーならではの発言です。

 日本では、人材を「人財」と記して、社員を大切にする企業も少なくありません。特に、待遇面が劣る中小企業は、「社員は家族」のように接する「伝統的家族経営」の形をとって経営しているところもあります。社長が親父さん、奥さんがお母さん、そんな疑似的な家庭的雰囲気を維持する企業に接すると、なんだかこちらもあったかい気持ちになります。

一方で、家族でも、あまりに距離が近過ぎて、プライベートエリアまで侵食されると、ベタベタがウザいと感じます。

先日読んだ、森川すいめいさんの書籍によれば、

「自殺希少地域」と呼ばれる村落では、人間関係が濃密でない、という特徴があるそうです。確かに、あまりに緊密な人間関係が苦手な自分としても、濃密、というよりも、適度な距離感を持って、見守られている方が心地良いですから、なんとなく、わかる気がします。

さて、ドラッカーがわが国を支援してきた昭和の「人などいくらでもいる」という人材買手優位時代とすっかり様変わりした令和の人手不足、売り手市場時代。まるっきり考え方をガラリと変える必要があるでしょう。

「あいつがいなくなっても、次が出てくる」

あなたの組織で、そうでしょうか?

今の不況時代に入社した若手社員たちは、待遇だけでなく、所属企業は、未来に希望がある組織なのか、シビアに都度判断しています。

これまでの「社会とはそういうものだ」といった上司の「上から目線」での指導は御法度です。社員が辞めただけでは済みません。補充が効かないのです。若手人財が圧倒的に不足している、という現実があるのです。目先の仕事が回る回らないだけではありません。将来を担う幹部が流出し、それは将来の自社の弱さにつながります。かといって、エサで釣るようなことや、おだてるような人心掌握術も通用しません。彼らは馬鹿ではないのですから。

私も、今月から某社の若手職員研修を担当します。
人事部の方は、若手職員に対して相当気を使っておられることが伝わってきます。どうしたらいい研修になるのか。そして、参加する職員にとっても、そして、企業にとってもプラスとなる「場」を作るべく、今日もやっていきます。

あなたもあなたの場で輝いていって欲しいと思います。今日も読んでくださりありがとうございました。よかった、ハートマーク、コメントも楽しみにしています。それでは、ごきげんよう!


#資産の保全こそマネジメントの責務である
#最高の資産として処遇することによって最高の知識労働者を惹きつけ留まらせることに努めてください

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