4月22日 人の見分け方

おはようございます

昨日の続きです。

#ドラッカー #365の金言 #4月22日   #人の見分け方    #人事には優れた人事と間違った人事があるだけである


このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:人の見分け方

今日のアクションポイント: #人事で後悔しないようにしてください

Make decisions on people your top priority. Spend more time on these decisions so that you will not have to “repent at leisure.” (人に関する意思決定を最優先してください。この決断にもっと時間をかけて、"後悔先に立たず "にしましょう。)


GMのスローンは、「私には人を見分ける力があると思われるかもしれないが、そのような者がいるわけはない。しかし、人を見分ける力はなくとも、人事の誤りを少なくすることはできる」といっていた。

「人の判断を正しく行う人と、人の判断を間違ってから悠々と後悔する人しかいない。人の判断を間違えて、ゆっくりと後悔する人がいるだけだ」。スローン氏は続けて、「あなたは、私が人を見極める目を持つべきだと思っているでしょう。信じてください、そんな人はいません。あるのは、人の判断を正しく、それもゆっくりとしたペースで行う人と、人の判断を誤り、ゆっくりと後悔する人だけです。

We do make fewer mistakes, not because we’re good judges of people but because we’re conscientious. (私たちにミスが少ないのは、人を見る目があるからではなく、良心的だからだと思います。)

人事に良心的?

どういうことでしょうね。

良心に従って誠実に事を行うさま。「良心的な応対」

では、「良心」とは?

善悪・正邪を判断し、正しく行動しようとする心の働き。「良心がとがめる」「良心の呵責 (かしゃく) 」

なるほど、これは、論語でいうところの、

君子は義に喩り、小人は利に喩る。 (くんしはぎにさとり、しょうじんはりにさとる) 【意味】君子は正しい道かどうかで物事を判断し、小人は利益が得られるかどうかで物事を判断する。 (*『論語』)

なんでしょうね。スローンCEOは良心すなわち「義」でもって、そして、昨日の言葉通り、業務と任命者の長所とを考慮して人の配置を適材適所となるよう決めていたんでしょう。派閥や年功や思惑などとは関係ないところで。。。

欲得や思惑外して、「我」をはずして決断。

それが大事と思います。今日もやっていきましょう。

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