あなたには、利害関係がなく、心許せる仲間と話せる場がありますか?6月30日 Effective Management of Nonprofits NPOの成功例
おはようございます。いよいよ今日で6月も終わり。
#夏越の祓え ですね。というか、 #上半期 終了ということで、
今日も #ドラッカー #365の金言 でやっていきましょう。
本日 #6月30日 のテーマは、
#Effective_Management_of_Nonprofits
#NPOの成功例
金言はこちら
#NPOの成功の根底にあるものがマネジメントである 。
ACTION POINT
#あなたのNPOにマネジメントを導入してください 。
#組織 、 #リーダーシップ 、 #責任 、 #仕事 、 #成果の基準を引き上げてください 。
今日のテキストは、『未来企業』(1992年)に収録された論文、30章 非営利組織による革命 280〜282ページより。
かつてNPOにとって「マネジメント」とは汚い言葉だったという。
しかし今やマネジメントは組織運営においても、責任を果たすということにおいても欠かせないものになっているという。ドラッカーの「マネジメント」は、NPO組織においても必要不可欠と印象が変わったそうです。
さて、わが国では、どうでしょうか。私の周りだけかもしれませんが、「マネジメント」を「管理」と訳すせいか、「管理」に悪印象を持つ人が少なくないように感じます。
「管理」は「自由」の反対語、「管理」⇄「自由」と対立関係にある、そんな印象を持っている人も少なくありません。
“組織の目標達成に向けて、責任ある行動を取らなくてはいけない“
そのための「マネジメント」だ、マネジメントの実践だ、ということです。管理とか自由とかではなく、組織には達成したいと掲げた理想(それは、たいてい理念とかミッションとかビジョンと呼ばれるもの)があり、そこへ到達するための手段として「マネジメント」を知り、組織の運営のためにもマネジメントが実践されなくてはなりません。
今回(2022年7月)の参議院選挙に登場したいくつかの政党は、これまでの政党のように、お金だけの寄付、支援者を求める、というよりも、寄付者・支援者=参画者として、積極的に党運営や選挙活動に参画させる、そんな姿勢があるように感じています。
もちろん新政党側にとっては、資金的にも、組織的にも脆弱だから、という理由があるのだろうが、それだけではないようです。
寄付者・支援者側も、政治を新政党の新しい候補者にアウトソーシングして、任せて、ということよりも、さらに一歩進んで、「一緒に政策から作っていこう」「一緒にやっていこう」とよりコミットメントさせることで求心力がアップしているように思います。
有権者側も、これまでのように、政治のことは、政治の専門家である既存の政治家たちに任せて、自分達は金だけ納めていればいい、という姿勢から、「もっと政治に、政策に関わっていきたい」、「もう既存の政治家に任せておいてはいけない」、「任せられない」、「俺たちも関わりたい」、「関わらせてくれ、だって自分達のことだから」そんな想いを抱いている方々が増えているように感じますし、また、そういうコミットメントを新政党側も期待していて、それが、この選挙戦に新政党が勢いを感じさせています。
NPOや非営利組織において「参画者」の多くは、無給のボランティアです。彼らは報酬を得ていないからこそ自らの参画と活動への貢献から満足を得なければ去っていってしまいます。組織がコミュニティとして成り立っていなければなりません。したがって、非営利組織においても彼らをマネジメントすることが重要です、とドラッカーは記しています。
かつて、昭和の時代、会社がコミュニティの役割も果たしていました。しかし、今や会社も社員側も「プライバシーがある」という「建前」で、関わりを最小限にするよう減らしてきたところに、感染症の流行。ますます関わりが減り、孤独が進んでいます。
寅さんや森繁久彌の「社長漫遊記」の映画に出てくるような、お節介なおじさん、おばさんは、もういません。
利害関係のないところで、胸襟を開いて、話ができる「場」を、あなたは持っていますか?
いい世界にしていきましょう。愛を込めて。
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