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2月9日 組織とコミュニティ

#ドラッカー #365の金言 #2月9日 #組織とコミュニティ #組織の論理がコミュニティの価値と衝突するとき組織の論理が優先する #店舗の新設がコミュニティの抵抗にあったらどうしたら良いでしょうか #どのような時に進出を諦めるべきでしょうか

さすがドラッカー博士。現在の「ステークホルダー経営」を先取りされた言及です。

ただ、彼らの多くがグローバル企業で、どっちかいえば、コミュニティ(地域社会)を踏み台にして、大事にしてこなかったから、その反省ってことですよね。わが国の場合、国内取引が元々88%で輸出入はたったの12%だっけ?グローバル市場で活躍する企業はほんのひと握りで、ほとんどはコミュニティ(地域社会)を大切にするローカル企業なんだよね。

ドラッカー博士はこう語ります。

組織はコミュニティにおいて活動する。成果はコミュニティに現れる。しかしコミュニティに埋没することを許されず、コミュニティに従属することを許されない。その論理はコミュニティを超越する。(中略)組織の論理はコミュニティによってではなく、その果たしている機能によって決まる。組織の価値観は、その役割によって決まる。(中略)組織の論理がコミュニティの価値と衝突するとき、組織の論理が優先する。さもなければ、社会への貢献を行えなくなる。(「ポスト資本主義社会」)

社会への貢献を行うためには、成果を出すこと。成果を出すためには、組織の論理をコミュニティ(地域社会)よりも優先させるべき、という説です。

地域社会あっての、会社組織ではあるものの、成果が出せなければ地域社会には貢献できないって話。

しかし、最近は、どうもこのあたりが曖昧な感じがしないでもない。

もちろん、企業組織は地域社会の幸福のために奉仕するわけだし、そのための活動は、広く世間に伝わりやすい。いいことしてる企業ですね、とマスコミにも取り上げられるし、それでまたお客さんも増えるし。

地域活動=マーケティングの色が強くなってるし、それを地域社会も期待しているところもある気がするが、いかがですか?

「ボランティア活動にのめりこんで潰れるんなら本望じゃ!」って言ったとある組織だって潰れてないから(笑)。

どっちにせよ、、コミュニティといい関係であること。それが大切だよね。特に、このコロナ禍。遠方からの来客よりも、近くのってことになるわけです。

ローカルを大事にしてる日本企業だからこそ、足腰が強いところもある。今は観光が厳しくて、ローカル厳しいけれど、どうにかうまく乗り越えられたらって思います。

まあ、やっていきましょうね。


今日もやっていきましょ!

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