三流サラリーマンの出世への手引き書 新人編 第23話「こだわりを捨てる」
ここで言う「こだわり」について例を挙げてみます。
他者から依頼を受けたとき「それは私の担当ではない。」「それは私の部署でやる案件ですか。」「その仕事は私には無理です。」
など自らの「能力枠」を決めてしまうことを指します。
皆さんの上司の方でこういう返事をされると失望感や怒りを覚える上司もいます。
こういうこだわりは
・他者から評価や支援が減ります。
・成長のチャンスをなくします。
これを意識して「はい、頑張ります。」と言って受けると
・メンタルが強くなります。
・経験を得て自分自身に希少価値かつきます
・今まで気づかなかった「才能」に出会うかもしれません。
というような自己成長の機会をつかむ可能性が出てきます。
元野球選手のイチローも「嫌いなことをやれといわれてやれる能力はあとで必ず生きてきます」~イチロー頭脳(児玉光雄著 東邦出版刊)より~
と言っていますよ。
もう一つ、新人時代によくある「こだわり」にこういうものがあります。
先輩から業務を教えてもらって、その通りにやってるとある時、他者から「そのやり方よりこうしたほうが早く出来るよ」とアドバイスをもらった時に「ありがとうございます。でも先輩からこうするように言われているので。」という返事をする方がいます。
これも可能性、すなわち成長へのチャンスを積み損ねたことになります。
現状がすべてではありません。ちょっと再考してみる習慣を身につけましょう。