281日目(キョーユー全滅?)
仕事終わって事務所から出ると通り雨のような雨が降り出し、急いでチャリに乗って自宅へ。
しばらく止みそうになかったんで街中へチャリで行くのは諦めて車に乗り換える。
昼飯は高松家。
ちょうど駐車場に入れる時に出て行く車を見ると、後方のドア付近にbachoのステッカーを貼ってるのが見えた。好きなバンドのステッカー貼ってる車とか見ると「おっ!」と思いながら運転手を確認してしまう。
フラフラと遠出ドライブしようと思ったが、そういや最近志度のキョーユーに行ってないなと思い行き先を志度のキョーユーへ。
自衛隊の志度地本が隣にあって、昔の知り合いに合いそうになったりするし、売ってるものもあまり変わり映えしないのだが、それでもたまに思い出した時に暇つぶし的な感覚で覗いてしまう。
ここ最近も何度か行ってはいたが、いつもシャッター閉まってたり、開いていても交通状況でそのままスルーしたりしてまあまあご無沙汰。
店に着くとシャッターが閉まってて、嗚呼今日も閉まってたかと思ってそのまま通り過ぎようとしたら、忍び寄る老眼の中でも山育ち特有の千里眼と驚異的な動体視力でシャッターに小さな貼り紙をしているのが見えた。
閉まったシャッターに貼り紙…嫌な予感…と、通り過ぎようとしたのを取りやめ停車。
車を降りてシャッターを確認すると。
ただ「ありがとうございました。閉店致しました。」とだけ書かれた短冊状の張り紙。
普通の店仕舞いのお知らせなら「◯◯年開店して○○年、皆様のおかげさまで云々〜」みたいなことが書かれようものだが、ここまであっさりとした張り紙だと昨日の開店時間が終わって貼られたものかもとおもってしまうけど「ありがとうございました」という言葉に毎日貼るようなものでは無いとも思える。
実際のところどうなんだろうか?
変わり映えのしない品揃えと書いたが、それでも三条友美やダーティー松本の漫画、朝比奈祐未の写真集とか「懐があったたたたたたかくて気が向いた時にでも買おう」と寝かせてたものもあったのに……
何年か前に寒川のキューユーが閉店して、おそらく現存する最後のキョーユーが終わってしまった。
飲食店でも同様だけど個人商店のような、特に店主が高齢の店ではいつまでもあると思うなスピリットで接しなければならないなと思った次第です。