月天中殺を振り返って
私は四柱推命をお伝えしている身なのですが、個人の運勢カレンダーのバイオリズムを今年は徹底的に観察しようと思い過ごしています。
昔、母親が「うちは1〜3月は色々あるから気をつけた方がいい」と言っていたことがあって、自分自身は「1〜3月は気をつける時期なのか」と思っていました。しかし、自分の天中殺をみてみると、私の場合は8〜10月。つまり、本当に自分が気をつける時期は8〜10月だったのです。(この時期は個人により異なります)
前回の記事で「蓋をしていたことに気づいた」と書いたのは、幼い頃の記憶です。そもそも、自分の心臓のあたりに大泣きしている子どものヴィジョンがはっきり見えたのが2015年の2月11日。(今でも日にちを覚えている)
自分の中に大泣きしている子どもがいる状態が何なのか、全然意味がわからず、「泣いている 子ども 自分」という検索から「インナーチャイルド」という言葉を知りました。そこから、「自分を知る」というフェーズに突入していったのです。
その言葉に繋がってから、すぐに長年付き合っていた彼から別れを切り出されることに。(もはや自分に繋げるために出会ってくれたとしか思えない。感謝。)
めちゃくちゃ悲しかったけど、そこで強制終了がかかったことで、眠りフェーズから目を覚ましていくきっかけになりました。
結婚するかもと期待して腰まで伸ばしていた長かった髪の毛(今考えると重っ!)もバッサリ切り、実家を出て1人暮らしを始め、「自分」という暮らし方が何なのか問いながら整えて、とにかく心身ともに養生させていきました。さまざまな本を読み、自分の気持ちを書き出し、徹底的に「自分と共に過ごす」ということを大切にしました。
さまざまなブログからの繋がりで、自分を知るためにいろんな講座に参加しました。そして、その中の1つであるStylecreationに参加した時にはっきりとわかったこと。
私は自分を信頼していない、という思い込みがあることでした。
だから、その自分を信頼するとは何か、信頼できかった理由は何なのか、さまざまなことを学んで、実践して、失敗して、経験しながら幼かった頃の記憶を紡ぎ直し、過去に取りこぼしてきた傷は十分に癒えたと思っていたのです。
が、しかし!
8〜10月の月天中殺の中で自分を深く観察するように意識し、10月のチャネリング講座の中で、まだ潜在意識の中に残っている深い傷があることに気づきました。
私は、親的には男の子が生まれるのを期待して授かった、3番目の子ども。
「次は男だと思ったのに」という言葉が、私の中には深く刺さっていることに気づきました。
自分が親になった立場なら、その言葉の真意はわかる。でも当時幼かった自分には「女に生まれて、親を喜ばせてあげられなかった」という深い悲しさがあることに気づいたのです。
大好きな人に喜んでもらいたいがために、自分を取り繕って生きることが根底にある。
だから自分の喜び以上に「誰かのために」とか「誰かの顔を伺う」というのを、めちゃくちゃ幼い頃から標準装備してきて「自分に自信がない」「誰かのために生きる」が構築されていきました。(そもそも看護師になったのも「誰かの役に立ちたい」がきっかけですし…)
過去の記憶で、蓋を開けてみると「そんなわけないじゃーんっ」って軽いノリで吹き飛ばせることを、記憶の奥深くに閉まったまま生きていると、必ずどこかでどん詰まりになるんですよね。
先日参加した天中殺✖️潜在意識のセミナーで、健在意識と潜在意識の間にあるのは「クリティカルファクター」ということを初めて知ったのですが、天中殺はそこが開きやすくなるって感じ。
なので、あえてここのクリティカルファクターを開けにいく!くらいの勢いで、天中殺を過ごす方が、潜在意識にあるもう必要のない思い込みにどんどん気づくことができる。
そして、それを丁寧に丁寧に取り除いていくことが、天中殺が開けてから動きやすく(生きやすく)するための鍵だと改めて気づきました。
やっぱり螺旋階段だなあ〜(エネルギーの流れと同じ!)
鳥海流の場合は3年間といわれる天中殺。
私はその期間はまだ少し先なのですが、今度の天中殺は四柱推命を習ってからの体験なのでめちゃくちゃ深いものになりそうです…!楽しみ。
意識して過ごすのと、そうでないのとでは、気づきがまるで違う。
何となく3ヶ月なんてすぎてしまうけど、自分に優しく、自分と深く付き合う期間を意識して、よき月天中殺の学びでした。
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