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末木文美士の『日本宗教史』を片付けて、氏の『日本の思想を読む』を読みながら、『国体の本義』をチラ見しつつ、丸山真男『日本の思想』を読了。平行して本居宣長や平田篤胤の国学を見直し、幕末思想関連本を読んで、どうやら「国体」を理解するには水戸学を無視してはならないと分かった。
【時代】 歴史の時間軸上のある区間を指す。転じて、その区間に生きる一人一人の人生であり、そうした人々の間で成立している関係性や考え方。したがって、人間から独立して存在するものではない。にもかかわらず、これを人間の上位に位置する「神」的概念と見る向きが昨今の流行である。
【トイレの神様】 トイレにいるとされる神様。何でも水に流してくれる。ただし、運も一緒に、だが。
【シマエナガ論法】 断片的な事実から一般法則を導こうとして失敗すること。 人から聞いた話だ。シマエナガを見に行きたいと言った人がいた。季節は夏。調べてみると、思っていたのと違う。当然だ。シマエナガは冬にモフモフになるのだから。 「君の言っていることはシマエナガ論法だ」
【個性】 抑圧の中で育まれる、他人とは違った、その人をその人たらしめる特別な性質。それゆえ、時にその人自身を苦しめることがある。「抑圧」が重要で、野放しにして置けば勝手に生えてくるものではない。