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イニシアチブは問題意識の醸成から

DXとか業務効率化とか、そもそもメンバーが現状に対して問題意識を持っていないと進まないなって思った話。

・・・この記事これで全部なんですけど。

でももうちょっと書くと、「〇〇を変えよう」「〇〇を導入しよう」という時に、そもそも何でそれをやるのか明確にして、それに対して賛成してもらい、皆が同じゴールを目指すことが重要だと感じています。

賛成意見を得られない場合、考えられる理由はこんな感じでしょうか。

  1. そもそも大した問題ではない

  2. 現状維持による不利益より、変化のリスクやコストの方が大きい

  3. 現状に慣れているので問題意識がない

  4. 現在の体制で作業するために自分で工夫をしているので、それを変えたくない

①②は言い出しっぺが周囲の意見に耳を傾けて気づくべきでしょう。
ただ②は、単に変化を手間だと考える人がいる可能性もあるので、意識改革も視野に入れることになると思います。一時的に手間がかかってその後楽になるのか、永遠に手間をかけ続けるのか。

③は、新人に問題意識があり、ベテランにはないケースなどで考えられます。中堅に相談して客観的な意見をもらえるといいですよね。

④の場合は、先に上に掛け合って変化を厭わないよう意識変革を促してもらうか、変化によってその人にもたらされる利益を売り込むか、など。

ただし、変化によってもたらされる利益がチーム全体に対してのみである場合、チーム全体の利益=自分の利益と捉えられない人からは賛成意見をもらいづらいです。
たとえば「タイムリーな情報共有によって、他の人が得た知識を自分のものにできる」というのは、自分は常に知識を与える側で他人から学ぶことはない、あってもごく僅かだと思っているメンバーにとっては、利益にならない可能性があります。

若気の至りでまた何か始まったから協力してやるか・・・なんて理由なら協力していただかなくて結構なので、きちんと吟味して慎重かつ大胆に、狡猾に生きてゆきたいです。何の話?


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