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配当金とは何か? 高配当は必ずしも良いとは限らない?高い株式利益率で株を選ぶ際の5つの問題

配当金とは、会社の利益を現金として株主に分配することを指します。
この文章では、配当金とは何か? 高配当は必ずしも良いのか?
 
また、株式利益率を基にした株選びで考慮すべき問題について説明します。 この文章で説明する内容は以下の通りです。
 
·配当金とは何か?
·配当金額と支払日をどこで確認するか?
·高配当や高い株式利益率は必ずしも良いのか?
·高い株式利益率で株を選ぶ際の5つの問題
 
·重要ポイントの要約: 配当金とは何か? 高配当は必ずしも良いのか?
 
配当金とは何か?
配当金(英語: dividend)は現金配当を意味し、企業が得た利益の一部を現金として株主に分配することを指します。
例えば、あるカフェが今年50万円の利益を上げたとします。
 
状況1: カフェを自分で経営している場合
貴方がこのカフェのオーナーで、50万円の利益を自分の手元に戻すと、そのお金が配当金(現金配当)と呼ばれることになります。
 
状況2: 友人のカフェに投資している場合
貴方が友人のカフェに200万円を投資しているとしましょう。これで貴方はそのカフェの株主となります。
 
しかし、カフェが得た全ての利益を株主に分配するわけではなく、そのうちの30万円だけが株主に分配されます。
残りの20万円は、カフェが再投資、新しい機械の購入、事業拡大、または現金の保留などに使用するためです。これにより、将来的により多くの利益を生み出すことができます。
 
この場合、貴方が受け取る配当金は30万円です(仮に貴方が唯一の株主の場合)。 これで株式利益率が計算できます。投資した友人のカフェから受け取った配当金 ÷ 当初投入した資金(株価) = 株式の利益率です。
 
今年30万円の配当金を受け取った場合、株式の利益率は 30 ÷ 200 = 15% です。
一見すると、株式の利益率が高いほど株主が受け取る金額が多いように見えますが、株式の利益率が高いことが必ずしも良いとは限りません。
 
この点については、後で詳しく説明しますので、続きをお読みください。

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