貴重なワインシリーズ〜ワインテイスティングノートP.5〜CAVE d’occi2020くま
産地 新潟市契約農園、自社農園(日本)
品種 メルロー100%
容量 750ml
アルコール度数 ?
希望小売価格 ?
(写真は某ワインバーにて)
今回はカーブドッチさんのHPを見ても商品情報の記載がありません。
店主より生産者さんからの情報を入手↓
チャーミングなのにどこか怪しげ、そして体に染み入る優しい味わいを目指して造りました。酢酸系マセラシオンカーボニックという謎な手法にて醸造。古樽にて熟成しています。
このワインのテーマは「青み」です。日本のメルローにありがちな青い風味を自分なりに解釈し心地よい要素の一つとなるように造りました。トップにくるのはマセラシオン・カルボニック由来の甘やかな香りと梅鰹。梅鰹がでると最高ですね!!口に含むとメルローの果実味と酢酸、青みが織りなす複雑な味わいが楽しめます。決して青臭いと感じさせない、要素の一つとしての爽やかな青み。こんな感じだったら大歓迎です。
例によって抜栓後1か月ほど冷蔵保存で様子を見ていますが、豆のニュアンスはほとんど感じません。でも怪しげな感じはあるので、当日に飲み切らない場合は冷蔵庫保存をおススメします。
※278本限定醸造なので基本的に自社通販限定(Amazon,BASE)でリリース予定です。
1.前提
冷蔵保存していたため8°cくらいかと。
抜栓後1週間。
2.外観
澄んだ濃いルビーレッド。
若々しく力強い印象。
3.香り
醤油やザクロ。フレッシュなアメリカンチェリー
メントール、杉、湿った土、ヨーグルト
4.味わい
冷たい状態でのテイスティングのみ。
穏やかなタンニンと柔らかい酸味
余韻は長め
その余韻はナチュラルワインでいうところの豆感。
5.楽しみ方の提案
料理とのマリアージュ
みたらし団子
焼き鳥(タレ)
6.雑談(感想)
個人的には豆感は嫌いではないので美味しくいただきました。
しかしナチュラルワインウィ遠ざける人の原因の一つであることは間違いなく
今回はもろに豆が強かった。
豆感はテロワールから来るのかもしれないが、酸化防止剤を使えば軽減できるのも確か。
酸化防止剤を使わない事がメリットになるかデメリットになるか
それは飲み手が決めるべき事で生産者の方達はこの表現をしたくてしただけだと思う。
どちらにしても僕は美味しく飲めたし貴重なワインを頂けてこの日は
とてもハッピーでした。
岩間さんありがとうございました〜(シロッコワイン)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
山田正道
シェフ、ソムリエ、SAKE Diploma、出張料理人として活動。
現在は主に西麻布の紹介制のBARとオンラインワインショップを運営しています。
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