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Photo by
koroinu
もしもボックス
みなさんは、もしもボックスを知っていますか?
電話ボックスの形をしたドラえもんの秘密道具。
電話ボックスに入って、受話器をとり、「もしもし○○だったら」とお願いしたら、それを叶えてくれる秘密道具。
ドラえもんの秘密道具の中でも、1.2位を争う最強な秘密道具だろう。
「もしも、僕がお金持ちだったら」
「もしも、僕がみんなモテモテだったら」
「もしも、僕が世界一の権力者だったら」
なんでも叶うのだ。
でも、そんな上手くはいかない。定番のオチとしては、願いと引き換えに今の世界の大事な前提が崩れたりするのだ。だから、のび太は毎回元の世界に戻すのだ。
これを踏まえて考えると、もしもボックスの上手い使い方は、何を引き換えにしても叶えてほしい1番の願い事をすることだろう。
みなさんの1番の願いは、何ですか?
僕は、「この世界を操ることができる全知全能の神が、僕のために死の痛みを味わうほど僕を愛していて、僕の人生を良いものしてくださること」
この願い、最強じゃないですか?これ以上の願いはないと思っています。
贅沢です。失敗しない良い願い。
どんな漫画を読んでも、こんな設定の世界はない。チート級の贅沢設定。チートすぎて、漫画にするには、スリルが足りないと思うほどの安定で安心の設定です。
でも、今の住んでるこの世界はそんな世界なんです。神様が僕達を尽きることのない愛で愛していて、僕の人生に最善の計画を用意してくれている。
漫画にするには、贅沢なそんな世界。
僕も、叶えてほしい願いはたくさんある。
そして、この世界への文句もたくさんある。でも、もしもボックスを使えたとしても、僕は、「この世界がいいです」とこたえると思う。