「声出し応援」再開に向けた日本サッカーの取り組み
少しずつだけど、元の風景に戻していきたい。
先日6/11(土)、ルヴァン杯の鹿島アントラーズ×アビスパ福岡の試合で、「声出し応援」再開に向けた実証実験が行われた。
新型コロナウィルスの拡大以降、スタジアムでの応援は「声出し応援」が禁止され、手拍子のみの応援が行われている。今回は、スタジアムを以前の姿に戻すための実証実験だ。
実証実験は、鹿島のホーム「カシマスタジアム」で、産業総合研究所(以下、産総研)の協力のもと実施された。
スタジアムの一部座席を「声出し可能エリア」として開放し、試合観戦後の体調変化についても調査する。
実証実験の様子は、鹿島アントラーズのYouTube公式チャンネルでもみることとができる。
まだ一部の座席ではあるけど、「声出し応援」の再開は非常に感動するね。
スタジアムの雰囲気がより一層引き締まったように感じられる。
およそ2年ぶりの感動的な光景だった。
1. 実証実験の結果も上々♪
産総研の監修のもと実施された、「声出し応援」の実証実験。
この実験実験結果は、10日後の21日にJリーグから発表された。
「結果は上々♪」
サポーターも非常に協力的に参加したことによって、科学的な観点からも、非常にポジティブな結果が示された。
(マスク着用率99%以上、CO2濃度計測に異常なし、など)
7月もいくつかの試合において、「声出し応援」再開に向けた実証実験が予定されている。
最初の一歩で、非常にポジティブな結果が得られたことは、幸先の良いスタートと言っていいだろう。
2. スタジアムに「声出し応援」が戻ってくる日に向けて
日本サッカーが「声出し応援」の再開に向けて、順調なスタートを切ったが、海外の現状をみると、出遅れている感がある。
特に、欧州サッカーリーグの観客は、コロナ前の光景に戻っている状況だ。
もちろん、国や民族によって考え方は違うし、そのような状況の中で、他ジャンルのスポーツに先駆けて、日本サッカーが「声出し応援」の先陣を切ったことは好意的に受け止めている。
「声出し応援」の本格的な再開は、今シーズンの終わりである10月ごろまでかかるかもしれない。
でも、日本サッカーが元の風景と取り戻すまで、好意的に、協力的にその試みをみていきたい。
最近、過去の応援を見てるけど、やっぱり声援の鳴り響くスタジアムは良いよね️〜〜
これは2015年ナビスコ杯決勝の鹿島の応援動画。
こんな風景がまた、戻ってきて欲しいと願っている。