【キタマクラ】最も身近で、最もキケンな魚
先日、日本テレビのニュースで、「海のキケンな魚」が紹介されていた。
ニュースでは福井の「人を噛むイルカ」が話題にされていた。
でも、より身近でよりキケンな魚は、その前座として紹介されていた「キタマクラ」かもしれない。
この「キタマクラ」という魚は、「食べたら北枕に寝かされる」(死ぬ)という話が名前の由来になるほど、猛毒を持った魚だ。
しかも、この「キタマクラ」は日本の至る所でみることができる。
ダイビングで海に潜れば必ずみることができる魚と言っても過言ではない。
1. 猛毒「テトロドトキシン」を持つ「キタマクラ」
「キタマクラ」は体の至る所に「テトロドトキシン」という名前の毒を持っている。
この「テトロドトキシン」は、フグが持つ毒と同じであり、加熱調理しても消えることはない。
もし「テトロドトキシン」が体内に入ると、最悪の場合、死に至る事もあるほどの猛毒だ。
2. 触るなキケン!!
ニュースの動画でも紹介されていた通り、「キタマクラ」は手で触れるのもキケンな魚とされる。
「キタマクラ」の毒は皮膚にもついているとされる。
もし、「キタマクラ」を触れた手から体内に毒が入ってしまうと、大変な事態になりかねないのだ。
「キタマクラ」を素手で触れるのは、絶対に避けよう。
3. キタマクラに似ている魚
さて、猛毒をもつ「キタマクラ」だが。
食用として広く知られているカワハギとも、その姿が非常に似ている。
特に、カワハギの仲間の「ウマヅラハギ」は「キタマクラ」と非常に似た姿をしているので注意が必要だ。
間違っても食べるようなことはないように!!
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