インデックス投資との競争
こんにちわ。dghjです!
有名な投資手法の1つにインデックス投資法がありますが、今回はこれを少しひねります。
インデックス投資法とは?
インデックス投資法とは、S&P500ETFや世界株式ETFに投資する方法です。
日経225ETFやTOPIXのETFもありますが、日本経済の先行きに比例して、これらの過去のリターンは高くないので、この2つのETFを買うなら、よほど世の中の景気が悪いときだけに限るといいでしょう。
日本株のインデックス投資法の購入場面とは?
株価が大暴落していて、マーケットが低迷しているとき、日本の総理大臣が「株を買いましょう。」と言った日は鉄板の購入場面です。本当は数日から数ヶ月待つといいんですが、総理大臣がそんなことを言ったことを大抵の人は忘れてしまうので、忘れないために、そんなことがニュースになれば、買えばいいです。僕の記憶にある限り、こうした発言をした総理大臣は、小渕恵三、小泉純一郎、麻生太郎、安倍晋三です。小渕恵三総理の「株上がれ~」は記憶に残ってます。マスコミからは叩かれてましたが。
運用資金を全額1つの手法で運用しなくてもいい
いよいよ本題です。
ところで、運用資金は、全額1つの手法で運用しなければならないというルールはありません。そんなルールは誰も作っていません。
そうであるなら、運用資金の2~3割程度をS&P500ETFやグローバルETFなどに振り分けるのも良い考えです。
この資金と、自身の運用パフォーマンスを競争させるのです。
大多数の人の運用収益は、インデックスの収益率に負けるという現実
大多数の人の運用収益は、インデックスの収益率に負けるというデータがあります。
残りの7~8割の資金の自分の才能に基づく運用が、運用資金の2~3割に負ければ残念ですけど、負けても、インデックス投資の期待年間収益率である年利3~5%程度の利回りは確保できます。
優良企業の株価成長率とのバトル
この利回りがあまりにも競争相手として不服と思うなら、優良企業とのバトルはどうでしょう。
例えば、次のすべての事項に合致した企業を2~3個見つけてきて、分散投資してはどうでしょう。
対象とすべき優良企業の条件
① 自身が実際に身近なユーザーとして使っていて、製品やサービスを好ましいと感じている企業。
② 売上高(※純利益ではないです。)が過去5年以上順調に成長している企業
③ その企業が活動しているマーケット規模も今後5年間程度、安定的に拡大すると予想されている企業(マーケットの規模については、○○総研みたいな企業が、ネット上に無料で年に1回くらい様々な業種の市場成長予想を載せているので、それを参考にすると良いです。)
対象は、日本株でも外国株でも構いません。自由な発想で選びましょう。
PERもPBRも見る必要はありません
このやり方では、PERもPBRも見る必要はありません。(特に外国株なら、あなたがユーザーとして使っている企業は、大抵、国際的な大企業でしょうから、様々な国の機関投資家も購入しています。機関投資家が熟慮して購入している価格なので、現在の価格は、ほどほどに妥当な価格が付いていると思っていいです。)←こんなこと発想する人、僕以外みたことありませんけど。
大切なのは、上のすべてに合致していて、自分がよく分かる製品、サービスを提供していること。
そして、決して1つに限定せず、2~3つに分散投資することです。
これらの企業の成長率と、自身の資産運用の腕前を競わせるのです。
これは、結構、難易度が上がります。
本当に卓越した企業の株価は10年以内に100倍になります。
少なくとも10倍になります。
利回りにすると10倍の場合で、年利26%、
100倍の場合で年利59%です。
ドルコスト投資法の場合
インデックス投資でドルコスト投資法(毎月定期的に一定額を購入していく方法)を実践するなら、ドルコスト投資法は1/3程度にして、残りの2/3で個別株を自分で実際に売買してみましょう。
これなら、10年後、インデックス投資法が3倍になり、自身の運用手法が0円になっても、トントンです。
採用基準は、年利26%以上を取れる手法かどうか
自身の運用手法で年利26%以上を叩き出せる手法が見つけましょう。
この利回りは、優良株の収益率を超過する一つの基準になるはずです。
それでは! 今日もハッピーな一日を! dghjでした!
【おまけの格言】
多くの優秀なトレーダーは相場に対して本当に臆病だと思う
マーク・ワインスタイン(投資家)
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