腎臓に負担をかけない低カリウム食品の考え方

腎臓病患者はカリウムの摂取を制限しなければいけません。腎機能が低下しているので尿と一緒にうまく排出することができないからです。もし体内にカリウムが溜まってしまうと血中のカリウム濃度が高くなってしまいます。そうなると不整脈の原因にもなってしまうのでとても危険です。

この問題を解決するために腎臓病低カリウム食品をうまく取り入れて食事療法をしなければいけません。まずはカリウムが多い食品を摂取しないようにしてください。カリウムが多く含まれている食品としてバナナやメロンなどの果物やいも類などの野菜、わかめや昆布などの海藻類、牛乳などの乳製品も多く含まれています。これらのカリウムが多い食品を制限しながら食事療法をしていきます。

出来る限りカリウムが少ない食材をうまく取り入れておかずを作っていきます。それだけでなく調理方法に気をつけて、できるだけカリウムを摂り入れないように調理をすることも求められます。野菜などは茹でたり流水に浸してできるだけカリウムを摂取しないようにします。自分で食品を選んで調理するのは大変なので、余計なことを考えずにすぐに摂取できる腎臓病低カリウム食品をうまく取り入れて食事療法を実践していきましょう。