BARに立つ経営者
とある飲食の経営者の方のお話です。
著名な経営者、芸能人とも交流が有り
自分のお子さんが何も働かなくても一生を過ごせる資産を形成されていらっしゃいます。
そんな方が普段何をされているのかと言うと
ほぼ毎日経営なさっているBARに出向き、時には接客も自らなさっていました。
また、アルバイトの方と一緒にご飯に行ったり社員だけでなく
働いている一人一人と向き合っていらっしゃる印象です。
さて従業員からのイメージはと言うと
「頑固なんですよねぇ。」
「一度言ったら絶対聞かない。」
といった言葉が並びました。
しかし、口を揃えて最後に
「でも、凄いんですよね。」
「僕らには見えてない物が見えてるんです。これまでの経験なんですかね。」
と、尊敬の言葉が出てきます。
そして、このBARを退職した元従業員は、
お客として通うようになっています。
さて、この経営者の方、
過去に相当な年商まで会社を大きくされた後、
経営で失敗をされ、会社は破産寸前のところまで行き、
残ったのは、BAR1店舗だけになった事があったそうです。
当時は、本気で首を吊ろうか迷った。
ギリギリ首の皮一枚繋がったような感じだった。とおっしゃってました。
そして、この1店舗のBARから経営を立て直し、
現在は、社員数80名ほど
海外も含め約40店舗のお店を経営なさってます。
ここまで会社を立て直すのは
大変なご苦労や努力の賜物だったと思います。
其処でのご経験が、今に活きているのだと感じました。
社員数も年商も、皆さんがご存知の有名企業には劣ります。
ですが、
勝るとも劣らない経営者だと自分は思います。
そんな方が経営なさっているBAR、行ってみたいと思いませんか?
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