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「親嫌い」って公言しちゃダメですか?

どーもー!
雨が凄いですね。
夜中の雷もなかなか激しかったようです。

明け方に警報が出たので『学校、休みか』と思ったら、
大雨警報は学校休みじゃ無いらしく、母、慌てて朝ご飯を作る。

子ども達「遅れるー!!!」
母「ごめんーーーー」
と言いながら、なんとか登校班の集合時間に間に合い、ほっとしてます。

この大雨の外出、みなさまお気を付けて。ご安全に。

ついにAmazonで電子書籍販売開始

気が付いたら、出版開始してました。予告なくビックリー
原稿を自分で書いたけれど、初めてのことで気持ちはふわふわ。
出版の実感が全然わかないのですが、せっかくなので宣伝します!!

Amazonランキング(2024/5/28の早朝時点)
★女性学部門で新着1位
★メンタリング・コーチング部門で新着2位
★伝記・評伝部門でも新着2位
につけております。

タイトル: おかあさん だいっきらい:
      って、言ってみたら 本当の声に気づいた
著: 出崎三喜
写真: 出崎弘毅
出版プロデューサー: 元良(モトラ)
表紙企画: 松森博文
表紙デザイン: リオグラフィコ

Kindle価格:99円(2024年6月1日まで出版記念キャンペーン実施中)
      アンリミテッドは無料。
ぜひ~

なぜ自分をオープンに?誰宛の本?

執筆中は、ただただ生育環境への恨み辛みを書き並べていました。
書きながら、書き終えてから、いろいろ考えました。

『こんな話、誰が好んで読むんやろ?』
『私、なんで書いてるんやっけ?』
『誰にむけて書いているの?』
という声が、ずっと私の身体を巡っていました。

結論、自分のためでした。

『他にこんなひどい環境、あります?』
『うちの母(父)、ひどいと思いません?』
『私、かわいそうなんですよ!』

私が『親ガチャハズレ』や『毒親』だったことを、世間にただ愚痴ってる。
「私めっちゃ嫌な奴やん…』って、思いながら書いてました。
でも、私の身体は、私がすべきことがわかっているみたいで、
他のことを書こうとすると、筆が進みませんでした。
私の無意識が、身体が、抵抗していました。
なんで?すごいな。いまだに不思議。

なんとか書き上げた原稿。
「何て言われるんやろ…やっぱり書き直しかなぁ。どうしよ…嫌やなぁ。」
と思いつつ、えいやとプロデューサーさん方へ提出しました。
そしたら、全然反対の反応で
「よくぞ、書いてくれました!!!」
と、共感と拍手喝采のお返事でした。

ZOOMミーティングの時、先方はお二人いらっしゃって、
「こういう本こそが、世に出るべきなの!!!」
と、涙して感動を熱く語ってくださった。

「えーーー??こんなん、読みたいん?感動するん??鬼の目にも涙
それが、私のお二方の反応に対する感想。

そこからは、あれよあれよと話が進み、発売を迎えました。
ホント、忍耐強く待ってくださってありがとうございます。

『親を捨てる』とは!?

最近、面白い本に出会いました。
『親子の法則 人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』 三凜さとし 著
(以下、『親捨てワーク本』)です。

こちらの本は、私が原稿を書き終えてから出会いました。
2024年4月…先月とか、かな。

『親捨てワーク本』の内容はざっくり、
 親子関係って人生のこんなことやあんなことに、めっちゃ影響するよね。
 もしかしたら、あなたの悩みも何か関係していることもあるかも。
 親捨てワーク1~8をやってみたら、原因がわかって解決するかも!
という感じです。

何が面白かったか。
私の原稿と前後の葛藤が『親捨てワーク本』そのものだったということです。

『親を捨てる』と聞くと、かなり過激で、耳障りな印象を受けます。
まさに拙著の『おかあさん だいっきらい』と同じドキドキ感。
『え?絶縁するってこと?物理的に親を姥捨て山へ捨てに行くの?』
と捉えられなくもない、かもしれない。

この本の『親捨て』とは、
『自分に合わない観念・信念を手放す』ってことです。

誰しもが、子ども時代を経て、大人になっていると思います。
その過程では、いろんな環境があり、千差万別の経験をしている。
たとえ同じ環境でも、全然違う体験があり、性格がある。

Aの体験で、楽しいと思う人もいれば、辛いと感じる人もいる。
Bの体験で、嬉しいと思う人もいれば、悲しいと感じる人もいる。

無意識や記憶により強く刻まれるのは、ネガティブ体験。
それが養育者や近い関係性の人だと、場合によっては深い傷や溝となる。
成長しても、無意識で苦手だと思い込んでいたり、無意識の拒否反応でうまくいかないくらい、影響力大。

それに自分で気付いて、自分で手放さない限りは、いつまでも永遠に引っ張られます。そう、私みたいに。

育児の失敗体験こそ公に共有する

世の中には、たくさんの『育児本』があると思います。
私も親にしてもらい、それらしい本が気になるお年頃になりました。
でも、大体の本は大人視点での成功をもとに語っている。
子どもの心の声って反映されていない気がします。

『○才までに○○すると賢く育つ』
『○○大学へ進学するには』
『頭の良い子にするには』
『オリンピック選手/プロ○○選手に育てるためには』

結果論、そうなりゃいいけど、ならない子もいるし。
ゴール設定は良いかも知れないけれど、方法は合っていない子もいるし。
その子自身の個性と幸せを理解した上で、その子が望んでいるのか。

要するに、親や先生や大人次第で子どもは伸びるし、伸びないし。
子どもといえども、親といえども、所詮他人である。
ということを意識出来るかできないか、が大事な気がしています。
自分の電子書籍で開かれた育児を開拓するきっかけにしたいなー。

親から子への痛み分けは、子どもを不幸にする

先日、カウンセリングを受けた時に言われました。
「お母さんは、あなたに痛み分けをしていたのかもしれません」
私はわかったような…わからないような…「???」状態でした。

「母は、私の幸せを願っている。
 母は、私が母のようになってほしくないと思っている。
 だから、母は母の痛み(経験)を私に分け与えている。」
らしいです。
一見、筋が通っているように見えて、超絶矛盾。

私: は?そんなん要らないっす。
カウンセラー: そうなんです。これは間違った愛です。

動物、特に人間は、憧れや嫉妬が強く、善くも悪くも与え仕返す。
母の痛みは母がつくりあげたもので、私との関係性で築いたものでは無い。

『他にこんなひどい環境、あります?』
『うちの母(父)、ひどいと思いません?』
『私、かわいそうなんですよ!』

実はこれ、私の母方の親子関係で代々築かれ、引き継がれてきたものだと『親捨てワーク本』を読んで確信しました(n数=1、私)。
母と両親、とその両親、とそのまた…との親子関係や物語を確認出来ませんが、どこかのタイミングでこのプログラムがインストールされ、ずっとダウンロードされ続けてきた。

私のすべきことは、このプログラムをアンインストール(完全削除&絶縁)することと気付きました。
そして、私の周りに居る人へ、自分のことを書くこと、それを表現することを勧めること(byプロデューサーさん方)を拝命しました。そうかもな~。

親にされて嫌だったこと、子にしてませんか?

むかし昔、されて嫌だったことを人にすべきではない、と教えられました。
されて嫌なことを伝えるべき相手は、してきた相手です。
ただし、伝え方は相手に合わせる。

だから、母の悲しみや寂しさの穴を埋められるのは、祖父母だけで、子の私ではない。
母が祖父母へ清算し忘れたことを、母が私に求めたまで。
母は寂しかったんだと、子どもの私には理解できなかったけれど、今の私なら理解できます。
でも、母が私にしたことは、忘れないし、許すつもりもありません。

自分がしてもいい痛み分けは、育ての両親だけなんだなと、改めて実感しています。
もし、亡くなられていたら、墓前で手を合わせて伝えたらいい。
もし、ご健在でも会えない状況なら、ノートや紙に書いたり、親代わりになってくれた方へ伝えてもいい。

拙著はセルフマイルストン

おかあさん だいっきらい: って、言ってみたら 本当の声に気づいた

子どもは、親の道具では無い。
子どもは、親の所有物では無い。
子どもは、親の夢を叶えるために生きていない。

子どもは、親の笑顔のために一生懸命。
子どもは、親の愛情に満たされたくて一生懸命。

親だって、子ガチャハズレあるんです。
毒は薬にもなります。毒親は悪いばかりじゃ無いんです。
『大嫌い』は関心大、『大好き』の裏返し。
裏タイトルは『感謝してるけど、嫌い』。

そんな私の半生備忘録です。
人はしたことも、されたことも、すぐ忘れるようになってるそうです。
せっかくの経験を忘れるのはもったいないので一冊にまとめてみました。
『誰かにされた嫌なことを、子どもにするなよ』という自戒のために。
親との過干渉・過保護に、子どもの奇行に、自分の扱いにくさに、悩んでいる方へ。ぜひ~

今日も愛のある穏やかな一日となりますように~^^
巻物レベルの長文を最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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