個人分析スタート3試合目で今シーズン初の結果を残すことができた背景に積み重ねてきたもの −もっと早く始めたかったという後悔を生まない環境づくり−
Hola Chavales!!!!
今日は最近始まった個人分析の選手と3回目のフィードバックを迎えました。
【1回目のフィードバック映像】
【2回目のフィードバック映像】
分析を始めて3試合目にして、
今シーズン初の結果として【アシスト】という数字が付きました。
その試合を踏まえながら全3試合を振り返りながら今日は【状況の定義付け】というものをしたんです。
後日、この3回目の映像も個人分析を考えてる方に向けて経過報告としてシェアしようと思うのですが、一つ今回僕からこんな質問をしたんです。
ありがたいことに個人分析を受ける選手の中には、
『もっと早くから始めたかった』って言って頂けること少なくないんです。
僕も20歳になって初めてサッカーを教えてもらって、
同じく『もっと早く知りたかった』と何度も思ったことがあります。
そんな背景があったからこそ、
現在製作中の書籍【ゼロから学ぶサッカーの教科書 −スペイン人が10代で学び終えていること】というのは10代の選手に届けたいという気持ちが強いです。
ただ僕一人で届けられる声には限界があるので、
10代の選手を指導する方にも届けることで、より多くの選手に届けられたらなと思ってます。
でね、ハナシを戻すと、
『もっと早く始めたかったです』って本人は僕の質問に答えてくれました。
一見嬉しい言葉に聞こえますが、
それと同時にこういう選手が生まれてしまうことは問題でもあって。
選択できる環境があれば本人の責任だと思うんです。
【サッカーを学ぶ努力をした方がいい】と伝え続けて、それでも行動が変わらないのであれば、それは本人の選択しないという意思で後悔が生まれるわけです。
ただ僕もそうなんですが、
【20歳】になるまで【サッカーを理解する】という選択肢に一度も触れてなく、生きてきてるんです。
なんなら『誰よりもたくさんボールを触って上手くなるぞ』っていう世界で育ってきてるんです。
これが良い・悪い、正しい・間違ってるとかはどうでも良いんですが、
【サッカーを理解する】という選択肢がない中で、選びようがない環境というのは少しでも変えられたらなと思ってます。
サッカーを学ぶという選択をせずに、ボールをたくさん触るという選択をするくらいに。
サッカーを学ぶ努力をした方がいいと伝え続けてきたのにも関わらず、変わらなかったのはあなたでしょと言えるくらいに。
そうなれば、
『もっと早く始めたかった』という後悔の質が、少なからず環境ではなく自分の責任になるかなと思ってます。
誰しもじゃないけど3試合目で結果が出るんだよ。
それくらい自分自身が変われる可能性を秘めているので、サッカーを理解するという努力はした方がいいと思います。
一つの参考までに。
では前置きはこの辺にして今日もサッカーを学び、昨日の自分よりも成長しましょう!
【今日のメモ】
続きはスペインサッカー研究所で!