『サッカーの見方を教えてください』という質問に対する今の僕の結論 -サッカーを理解するプロセスを甘く見過ぎ-
Hola Chavales!!!!
これだけを知っておけば良い。
そんな魔法の知識というものはサッカーには存在しない。
でね、【サッカーを理解する】というプロセスにおいて最も重要なこと。
それは【積み重ねていく】ということだと僕は4年間毎日そこに時間を費やしてきてものすごく感じる。
じゃあ何を【積み重ねていくのか】という事になってくるんだけど。
それは、
【たくさんの状況に出会うこと】
そして、
【出会ってきた状況に対してたくさん解決すること】
この二つだと思う。
簡単に言うと、
【ケーススタディ】をたくさん積み重ねることになる。
『サッカーには二度と同じ状況はない』
そう考える人もいるかもしれないけど僕は全くの逆の考え方をしていて。
『サッカーとは再現性あるもの中でその都度どれを選択するのか』
だと考えている。
だから僕は、
サッカーが11vs11であればカテゴリーや年代問わず、そこにある理由は全て同じであると何度も伝えるように心がけてる。
状況にたくさん出会い、
その状況をたくさん解決する。
それが【サッカーを理解すること】のプロセス。
そしてたくさんの状況に出会い、
たくさんの状況を解決するためにはどうしても時間はかかる。
だから【サッカーを理解する】ためには時間が必要ってわけ。
つまり1か月とかそこらで理解できるようなものではないということをまず理解する必要がある。
でね、もう少しプロセスを分解すると、
1プレー、1プレーに、
『このときはどうする?、じゃあこうなったら次どうする?、これにより相手がこう出てきたけどどうする?』
この作業を延々と続けていく他なくて。
めんどくさく、果てしない作業を、繰り返し繰り返しやるしかないんです。
1日一個新しい状況に出会えば、
1年間で365個の状況に出会うことができる。
それを2年繰り返せば730個の状況に出会うことができる。
3年間で1095個の状況に出会うことができる。
そして状況に出会う度に、
その状況に相応しい解決策を考える。
365個の状況に出会えば、最低でも365個の解決策を導き出さないといけない。
そうやってやってたら必ず再現性が見えてる。
『【ここ】と【ここ】同じじゃん』っていうのが絶対に見つかる。
サッカーを理解するためのプロセスを甘く見過ぎないこと、本当に。
でもその分やったらやっただけ成長できる。
状況に出会えば出会っただけあなたの知識となる。
でもね、最後に最も難しいのは何か。
それを話しておくと、
【状況を状況だと捉えるということ】
どういうことか。
365個の状況そのものを見つけることが難しいんです。
そうなると、
多くの人が取りこぼしてる状況を見落とさない【眼】が必要になる。
つまり毎日サッカーを学ぶって、
毎日新しい状況に出会うということ。
そのためには新しい状況を見つける【眼】が必要になるということ。
もしくは同じ状況を違う角度から見る【眼】が必要になるということ。
よく聞かれる質問で、
『普段どのようにサッカー見ていますか?』
今の僕の結論は、
同じ方法でサッカーを見ても、その人と同じ見え方はできないということ。
なぜかというと、
そもそもの持ってる【眼】が違うので。
その人と同じ【眼】が欲しければ、
その人のハナシを聞いたり、一緒にサッカーを見たり、一緒に考えたりして、その人の【眼】をもらわないといけない。
そこは自分の努力とは切り離して考えないといけないんだろうなっていうのが今の僕の結論です。
(ナルトを知らない人は分からないと思うけど)
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ではまたー。
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