上、何の写真かわかりますか?
上の写真は、ルワンダの首都キガリで中国人(華人)が所有する農地です。2008年に撮ったもの(ganasサポーターズクラブの方に提供していただきました)。
ルワンダで華人が農園?! ちょっとびっくりです。何を栽培しているのか(コーヒーでも、紅茶でもなさそうです)、2023年のいまはもっと広がっているのか。興味は尽きません。
華人といえば、なんといっても東南アジア。東南アジア各国の経済を牽引してきたのは華人といっても過言ではありません。
フィリピンのSMモール、タイのCPグループ(CPフーズが有名)、インドネシアのサリムグループ(インドフードなど)、マレーシアのシャングリラホテル‥‥挙げればキリがないですよね。
「商人」のイメージが強い東南アジアの華人たち。ユニークなのは、チャイナタウンによって、話される言語が異なること。たとえばマレーシアのクアラルンプールでは広東語、ペナンなら福建語です。
この意味するところは、親族が親族を呼び、同じ地域の人が集まったということでしょう。ちなみにタイは潮州系が断トツで多い。
翻ってアフリカはどうか? 中国人はかねてからワーカーとして少しずつ入ってきています。ですがなんといっても大きいのは、習近平国家主席が2013年に打ち出した構想「一帯一路」(わかりやすくいえばインフラ投資)です。
一帯一路にはいまや、アフリカでは大半の国が参加しています。もちろんルワンダも。
ルワンダは今後、中国とどう向き合っていくのか。東南アジアのように、中国人は大量に押し寄せてくるのか。ルワンダ人はどう思っているのか。
(東南アジアでは歴史的に、地元民と中国人のあいだで軋轢があった。マレーシアでは1969年に死者196人の民族衝突が起き、マレー人優遇政策の施行につながっていく。またジャカルタのチャイナタウンは1997年のアジア通貨危機のさなかで焼き払われた。タイは華人同化政策をとってきた)
こんなことを現地で取材してみるとおもしろそうですよね!
というわけで、1万円お得な「早割」まであと5日。この機会にサポーターズクラブに入れば、合わせて2万5000円の割引に!
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