【映画】イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-【Netflix】
身の丈以上の草が多い茂る場所で少年が「出られない、迷子になった」と助けの声がする。
そこに主人公達は助けに入るが、出られなくなってしまう。
そんな話。
草の中だけでどんな話が展開されていくんだろう?
と、何となく観始めた映画です。
観始めてびっくりしたのが、スティーブン・キングが原作なんですね。
いやはや、ホント、彼は化物ですね。凄すぎる。
本作の監督はヴィンチェンゾ・ナタリ。謂わずと知れた名作『Cube』を撮った方です。
彼の撮った作品は『カンパニーマン』と『NOTHING』以来観てないので、久々に触れた作品になります。
閉鎖空間物が得意なのかな?
とはいえ、、、
中盤辺りまでは面白かったように思うのですが、なんだか、途中から「あれれ」となってきました。
少しネタバレですが、時間ループが少し絡んできます。
それは良いんですけど、「とある人物」が「とある物」に「とある事」になって、かき乱していくんです。
それが私的に「なんだかなぁ」って感じになりました。
ラストは少し矛盾を感じましたが、まぁホラーとしてはアリなのかなって感じです。
なんていうか、
「こうなるのであれば、こうはならない。ならば、この結果無いのではないか?」
という疑問。
流行の平行世界が発生した、みたいなオチなのかしら?
で、あるならば、それなりのセリフとか描写があっても良いんじゃないかなとも思います。
とはいえ、中盤辺りからの何となくの失速感が否めないかなとは思います。
題材としては凄く良いと思います。
総合的に見ると微妙なところも多かったように思うので、
今回の私の評価としては。。。
評価:★★★☆☆
そんな感じです。ではまた。