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【映画】ザ・ターニング

ちょっと気になってた映画を相も変わらずNetflixで観てみました。
ざっと、観た印象、感想ですが、ホラーとしては王道な印象です。
「怖がらせる」ポイントもしっかり抑えています。
で、あるが為なのか、まぁホラー好きとしては「次、来るな」というタイミングが非常に分かりやすかったです。
ラストが・・・
ちょっとどう解釈すれば良いのか、判断が難しいところです。
エンディングロールも含めてのラストっぽいのですが、正直困りました。
色々想像は出来ますし、嫌いなラストでは無いです。
と、いうのも私的なホラー映画の好みとしては「解決してはいけない」ということです。
「やきもき」するような、「イライラ」するような、釈然としない終わり。
これがホラーの醍醐味な気がしてます。
主人公が四苦八苦しながら、解決に向けて、真相を探って、など色々行動するわけですが、その結果見つけた真相や事実に辿り着いて、解決して良かったね、と思わせておいて、実はそれらは全く関係なかった。
みたいな展開はわりと好きです。
でも、この映画に至ってはそのような感じでは無いんですよね。

気づけば「俺、昔より頭悪くなってるのかな?」と思いました。
多分そうだし、元より頭も良く無いのは承知ですけれどもw
っというのも、この映画は「難解系」なのか「作りが下手」なのか、ちょっと分からなかったんです。
難解系映画といえば、名前がよく挙がってくるのが
『マルホランド・ドライブ』『ドニー・ダーコ』とかですかね。
『ファイトクラブ』なんかも有名ですよね。
『パリ・テキサス』や『バグダットカフェ』の監督。ヴィム・ヴェンダース作品やジャン=リュック・ゴダールの映画とかフランス映画とかは難解系多い気がします。
『ザ・ターニング』はそれらの質とも違う気がしました。

ともかく、私がこの映画で1番気になったのは「ロケ地」でした。
舞台となってる屋敷(城?)が凄すぎる。
っというわけで、ググりました。アイルランドなんですね。

ストリートビューや写真も観られます。

さて、ついでに簡単なレビューも見たのですが、結構酷評のようですね。
詳しい方がおられたので、軽く読んでみましたが、そもそもこの映画はリメイクのようです。
元々は1961年の映画『回転』というもので、元々は100年以上前の小説『ねじの回転』だそうです。
主人公の男性への「嫌悪感」「拒絶感」「恐怖感」と「母親」に対する「別離」みたいなものが散りばめられているようです。
そのような観点で映画を思い返してみると、「なるほどな」と思います。
これらをある程度認識して観れば特に難解ということもなさそうですね。

とはいえ、ラストだけは正直よくわからんです。
BDやDVDの特典には別ラストが収録されてるそうです。これがもしかしたらヒントになってるかもですね。
以前はBDやDVDをよく買ってました。
その理由の一つが特典映像だったんですよね。
最早当たり前になった映画の配信ですが、当たり前ですけど、特典映像はほぼ観られません。
製作風景とかの映像を観るのも、監督など制作陣のインタビューとかも好きなんですけどね。
ホラー映画の製作風景の楽しそうなことw
制作陣が和気藹々と、時には爆笑しながら撮影している風景は羨ましくもあります。

主人公のケイトは突然両親を亡くした、少女フローラの家庭教師のために、巨大な屋敷に住み込みで働くことになります。
そこに今、そこに住んでいるはずのない、兄のマイルズが帰ってきて、います。
っと、その兄マイルズを演じているのがフィン・ウルフハードという人物なのですが、最近連続でこの子が出てる作品観ててびっくりでした。
観てる途中で気づいたという体たらくっぷりですがw
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ではちょっとイラっとする少年役。最後は良い感じですけど。牛乳瓶の底のような眼鏡が特徴的です。
それと『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ですね。
現在シーズン3まで配信されており、来年にはシーズン4の配信がNetflixで決まっています。
ストレンジャーシングスもそのうち、こちらで書きたいとは思ってます。
かなりぶっ飛んだドラマではありますが、なんていうか、羨ましいなぁ、いいなぁ、って思うドラマなんですよね。
言ってしまえば、少年達の冒険活劇みたいなものです。劇場版ドラえもんですよ。
思い返すのは『スタンド・バイ・ミー』や『グーニーズ』ですね。
最近観たものでいえば『リム・オブ・ザ・ワールド』もそんな感じです(こっちは少年達が宇宙人からの攻撃を阻止するというとんでもない話ですけどw)。

っというわけで、今回もネタバレなしでいきました。
『ザ・ターニング』の評価は星でいえば、世間的には2〜3といったところなのでしょうか。
私としては雰囲気が好みだったし、屋敷が最高に良かったので、正直ストーリーはどうでも良かったです。
映画って割とストーリーって重要では無い。これは岡田斗司夫も言ってたような気がします。
「如何に魅せるか?」が一番重要なんだと思います。
もちろんストーリーが面白いに超したことは無いですけどね。
っというわけで、個人的な評価としては

評価:★★★★☆

ではまた。



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